Centuryの化石的5インチケースの巻

Century 5.25inchi IEEE1394 and USB I/F Drive case with SONY CDR160E
いやはや、これはなつかしい。センチュリーの5インチドライブケースであります。みればこれまた懐かしい、SONYのCDR/Wのドライブがついております。2001年8月製であります。いやいや、これよりも前は、リコーのCDRドライブは7~8万もしてましたからねぇ。これでも1万くらいしていたのではないでしょうか。100V電源内蔵であります。20年経ってますがまだ動きました。

何と珍しい、I/FはUSBと1394であります。このころはCDドライブにはAUDIO出力がついてましたね。このころのはソフトでCDドライブを操作して、直でフロントのイヤホンジャックか、リアのピンジャックのライン出力をサンブラのAUDIO INかアンプにつなぐのですね。データー経由でほぼリアルタイムにWAV再生できるようになったのは、もろぼし☆らむさんのCD2WAVが走りではないですかね。このころのはCPUパワーが足りておらず、読むのも書くのもかなりテクニックが必要で、特に書き込みソフトはそれだけで商売になっていた時代であります。今ではOSに内蔵されてますがねぇ。

I/FのICはCPU内蔵のこのころよく見た優チップであります。D89025-001というもの。雰囲気からして、NECの日本製でしょう。このころ売っていた箱にはよく使われていたか。なぜ1394かというと、USBが1だからです。1394のほうが速いのです。1394は由緒あるNECのD72852が付いてます。で、これを今動かす方法はあるかとググってみましたが、64bitでは無理そう。Centuryのダウンロードページにももちろんこんな古いものは載っていない。USBだけでも動かんかと思ったものの、USB1だからねぇ。

じつはこのI/F基板を取り除いて、PATA-USBのアダプタを挿して線だけ出してあった。なんでだろうと思いだしたら、そうかこれはXPでも動かなかったのか。しかもUSB1だし。1394はつなぐにしても、かつてのVAIOには口があったものの、その後のPCはMBを除いて無いのが多いからつなげない。電源と箱だけ使うかと言う感じではあるものの、昨今2000円でDVD-R/Wのドライブが売っているのにこれはCDR/W、もはや化石か。しかしSONYのCDR160Eという、かつての標準機のようなこのドライブは捨てるに忍びないか。そしてゴミ(もちろん本人はゴミだとはこれっぽっちも思っていない)がたまっていくのでした。
いやいやこんなドライブが2千円3千円で買えるとはなんとも素晴らしいねぇ。
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