車検証のPCアプリがとんでもない作りである件

今年版の新しい車検証にICチップが貼ってある
いやはや、新しい車検証がえらい小さくなって、右側にICタグの様なチップが張り付いている。ググるとアプリがあるそうで、NFCで読み取れるというので早速試してみた。しかしVAIO黎明期のパソリでは古くて読んでくれなかった。どっかに機種を限定する情報が書いてあるファイルでもないかと覗いてみたらなんだこれは、驚きのお役所仕様なアプリであることが分かった。一応それなりに動くぽいが、かなり大げさなソフトである。試用版なのかもしれない。ファイルが700いくらもある。バカじゃなかろかサイズも560Mバイトもあって、大半が無駄なライブラリーを抱いているのではないかと思われる。日本以外で使うことがあるのか、MSのja以外のファイルもいっぱいある。数十キロバイトしかないdllが山ほどある。しかも意味ありげな関数名のdllだらけで、ひとつづつdllにしているのだろうか。すり替えし放題かもしれない。VStudioをインストールさせたかったのだろうかみたいな状態である。MSのライブラリーは良いとしても、公にリリースするにはもっとdllをまとめてスマートにするべきだろう。こういう外面だけ整えた作りが今時のオブジェクト指向なのか。動くのは良いがこの作りはいただけない。その後新しいパソリで読んでみたら読めた。結構な情報が入っているようだ。オンラインにしないとPDFが出力できない。印刷もできない仕様だが、内蔵情報だけでもほとんど網羅しているようだ。いやしかし、チップを入れるなら、窓に貼るシールに入れて、リーダーをかざせば読めるようにすればよいのにと思ったりして。それはだめか。外から読めてしまうか。しかしそもそも何に使うのかね。用途がよくわからない。オンライン前提なら、もともとQRコードが付いているからバーコードリーダがあれば同じことができるだろう。破片に内蔵しておく意味が不明だ。
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