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30年前のFAXモデムは動くのかの謎

Pvbfv144inside
AIWA PV-BFV144 fax data modem MADE IN JAPAN 1994
いやはや、これは30年前のAIWAのモデムであります。昔は毎日大活躍していました。FAXを送信したい所用があって引っ張り出してきたわけですが、さて動くのかどうか。そうかもはや30年も経ったか。ロックウェルのチップセットにDSUBは25ピン。なんとROMはFLASHではなく、1MbitのEP-ROMであります。SOPも1.27mmピッチで懐かしい。雰囲気的にはPC98に似ています。昨今この手のモデムはゴミのように扱われていますが、このEP-ROMだけでも価値があるか。AC電源も内蔵ですが、電解等液漏れしている気配はない。全体が日本製であります。部品もほとんど日本製です。さすがですね。2000年前あたり、20世紀の最後あたりが日本の製品の最も信頼性が高かった時期ではないでしょうか。win10の標準のFAXで、USB-COMのCOMでつないで標準モデムで動かんかなと思ったものの致命的エラーでだめそう。温存XP機を起動してAisofT(懐かしい響きですね)のEasyFAXを起動してやってみると、動くんだがHDLCエラーで止まってしまう。んんなんだかなと思いつつ、USB-COMはやめて、COMポートにつないで、一晩寝て頭がさえたところでそうか、ADSLのために電話線がパラってあったり自動切り替え器が入ったりしているなと思い出して、スタブやパラの線をいったん外してみたところ144で正常終了しました。そうかそういうのあったなぁと思いだした次第。AIWAのモデムのドライバーと言うかディスクリプターのinfはXPにはあるものの、それはWin10では読んでくれませんねぇ。しかしATコマンド追加したりしたら動きそうな気もしますね。もうひとつはVMwareのXPからFAX動くんだろうか。どれくらいのCOMのスピード出るんだろう。今度一回やってみたいですね。昔からFAXを試すのは相手に困るわけですが、EPSONとかBROTHERにあった自動応答返信番号はまだ生きているんだろうか。というわけで、驚くなかれ30年前のFAXモデムはまだ動くのでありました。
それにしてもまだ売っているのね。dataには使わんだろうけれどもFAX機が減ってきた昨今、ランサムで落ちたECへの発注とか、パソコンFAXには今後も需要はあるかもですね。品薄になったりしてね。

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