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今時、TFTにスケラー基板をつないで遊ぶ件

Scalertft
1024x768TFT with Scaler RTD2668
いやはや、10数年前はLCDも高かったので、ジャンクや放出物のTFTをつないでモニターにするギミックやテクニックが流行っていたりしたものだが、今やでかいLCDモニターでさえ、有名メーカーでなければ1万も出せば手に入る時代。こんなことをする価格的メリットは全くないのだが、技術的には面白いアイテムであり、おっさんは歴代のスケラーをいくつか今でも温存している。時代はTTLのRGBパラの接続からLVDSになり、InterFaceもVGAコネクタからHDMIへと変わってきた。これはブームも去って最近990円で安売りしていたので買ってみたが、コネクタ類が昔のものと同じピン配になっており、基板だけだったが昔の線がそのまま使えた。なかなか歴代、どれも引っ掛けと言うか罠がいろいろあって、いろいろ知っていないと、ばかちょんだと動かないかもしれないが、1024x768のLVDS1chのTFTがちゃんと映った。HDMIなので昨今のWinとPCだと、複数モニターも簡単であり、なんかサブモニター的にも使えるかもしれないなぁと考え中である。問題はファームであり、蟹さんで有名なRealtekも、かつてのNE2000互換のRTL8019の時代なんかはツール類がなんでもftpできて、MACアドレス書き換え放題というか大いに活用させていただいたが、ことスケラーに関しては、厳重であり、使用メーカーも契約上、マニュアルはおろかバイナリーの配布が限度のようだ。一部書き換えツールは見かけるが、内蔵の8051のソースからいじるのは環境的に情報のリークが少なく難しそうだ。なにせ昔はFPGAと外部DRAMバッファー+OSDチップ+CPUなどでスケラーというものは構成するものだったが、全部入りでワンチップである。それゆえ山ほどレジスタがあり、これはひな形がないと一からいじっていられる物ではないだろう。いくつかこの基板用のバイナリーが用意されているがぴったりのがなく、残念ながらLCDは8bit行けるのだが送り側が6bitになっている。とはいえ結構ちゃんと映っている。その他御託はいっぱいあるのでそのうち垂れてみようか。そう、ひとつ面白いのは、NTSCのCVBSがちゃんと映ることだ。昨今ピンのVIDEO入力のあるモニターは少ないが、CVBS->HDMIのアダプターがなくてもビデオがRCAのピン一本でフル画面で映る。VHSをかけてみたらドロンズのアラスカGOALだったって?。

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