食器乾燥機に成り下がった食洗機の話

Panasonic NP-TH1 Main water flow motor
いやはや、こちらは食洗機の命、Nidecの水流モーターであります。なんだかだんだん回らなくなってきた。水漏れの水に浸かってしまって、ヨークがだいぶん錆びていますが、まだ巻き線や軸には及ばないと思われるものの、軸が固着している。ミノムシクリップは、直にモーターを回してみているところであります。モーターはAC100Vであります。

お尻の軸は手で回るものですが、固い。これは外すの大変だが最後には見ておきたいところ。この取っ手みたいなのは何でしょうね。組み立て用の挟むところなのか。

このモーターのプロペラのあると思われるところにヒーターが付いていますね。こんなところにヒーターをつけるのか。前機種は、層内の下の水の溜まるところにヒーターが露出しておりましたが、構造の簡単化は分かりますが、ここにヒーターはちょっと長期的な耐久性を考えるとどうかなと思います。標準コースで一旦走り出すものの、途中で脱調しだしてそのうち止まってしまう。そんな重いのか。ヒーター側のプロペラ側のベアリングが固着しているのか、もしくは例のエラーの時に、ヒーターで焼かれてしまったのか。そんなわけで現状、乾燥コースだけは動くので、食器乾燥機として頑張っております。

ファンは右の上の天蓋の下に、交換できないフィルターが付いていて吸気していますが、温水すすぎの余熱を利用して乾かしているのだと思っていたら、乾燥モードだけでも少し暖かくなりますね。この熱はどこからきているのだろう?この熱もメインモーターのプロペラ部分を経由する風を利用して、ヒーターを少し温めているのか? そうすると乾燥ばかりしていてもモーターの軸を焼いていることになるのか。
そういえば、昨今パナは食洗機に関しては出荷先限定かつ定価売りになっていますね・・・。安売りはないか。前機種はHomesで安売りしてたんだがなぁ・・・。倍するね。それにしてもパナの食洗器の水流の切り替え機は上手いことできていますね。特に電気的な機構があるわけではなく、水流をうまくON/OFFすることで、一周する水流切り替え機のラッチがズレて行って、水が出てくるプロペラの場所が変わるようになっていますね。これは前機種の機構を見て感動しました。こいつも槽側のふたを開けてみたいものの、嵌め殺し的構造で、無理に開けると固くて割れそうですね。そう、パナの温水便座も調子悪いのですが、こいつも似たような機構があって、ノズルを行って戻って引っ掛けてくるようになっているものの、ある時期から滑りが悪くなって引っかからなくなるという・・・。やはりウォシュレットはTOTOに一日の長ありということか。
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