もし水漏れだけならの件 NP-TH1

Panasonic NP-TH1 Water leak repair
いやはや、もはや後の祭りですが、ちゃんとやれば行けそうな方法を試しつつあったのですが、ここを治しても肝心な心臓部がヘタっており無駄な努力でありました。ひび割れですが、隙間を塞ぐにはUVレジンがいけそうな感じでした。ちゃんと塞ぐには少し盛る必要があり、するとガスケットに隙間ができるので、これだけではダメでした。変な細いOリングなんですね。55φで細い奴。探せばあるかもしれません。右上に延びているチューブは、洗濯機とかについているのと同じぽい水位センサーです。昨今、パナの修理センターでは部品を売ってくれませんので、何かつてがないと純正の入手は手間がかかります。思えば昔は懐かしいですね。分解図見せてくださいと言って、図面のこれ!と言って取り寄せたり売ってもらえたんですけどね。良い時代でした。

唯一行けそうなのがこれかと思います。ヘルメシール。ちょっと塗るの失敗したのでこれはいまいちな例ですが、厚めに均一に両側に塗って、固まる前にはみ出しながらぱかっと嵌めたら結構いけるのではないかと思います。さらに外周にも盛ればある程度耐えるのでは? ヘルメシールはガス管とかに使うやつですね。もう一回チャレンジと思っていたものの、心臓部があれでは元も子もない。残念!羽田陽区てところですな。
これは10年持つ設計ではないなの件

Panasonic NP-TH1 Undurable main motor module
いやはや、食洗器の続きであります。メインのモーターも気になるところなので外してみました。吸い込み側は、本体の水たまりと、偏芯したゴムチューブがクリップで止まっております。掃き出し側は、トイレの便器的にゴム管に突き刺さっていて、ねじ2本を外すと簡単に取れました。横にぶら下がっているのは、ACモーターのコンデンサです。モーター自体は綺麗にできていて、さすがnidec製という感じですかね。

ヒーター部分は排水モーター同様にバヨネット式で合体していて、フックを曲げて回すと取れます。ここにも水漏れしそうなOリングが入っておりますね。こちらは、交換するとしたらG75あたりが合うかもしれませんが、少し太めに見えます。

この部分がヒーターですね。こんなところに水温を上げるヒーターを持ってくるというのはどうしたものか。各部のモジュール化、交換するときに簡単、機構的に特許案件としては面白いものの、温度差の出る部分として周囲の材質の問題を考えると、耐久性的にはいまいちですねぇ。

なんと、プロペラがもなか様にボロボロになっており、つまむともげてしまいました。熱と、洗剤や洗浄剤の酸にやられているのでしょう。某所の下水管ではないですが、腐食が進んでかろうじて引っ付いていた感じ。これは材質の選定ミスでしょうかね。しかも真横にヒーターであぶられるとは可哀想なプロペラ。ステンにしたいところですが、軸をどうつなぐかで腐食しやすい可能性もあり、この加熱部分の特許は検索していないですが、この構造は耐久性の点で企画倒れと感じます。正規に軸を抜く時はどうするのか? 軸にバネが付いているのでなんかすると抜けるのかな?

なんとプロペラのふた側も取れてしまいました。もしかすると変なモーター音がしていた時は、空回りしていたのかもしれません。2018年からまだ7年目か・・・。前のは14年も持っていたのに、もう少し持ってほしいところ。しかしこれが持っても排水ポンプの枠が割れてきて水漏れしてくるので結局のところ、設計寿命も期待寿命も、実績寿命も最低5年ていうところなんでしょう。上手いことなってますよね。長期保証は意味なし。その後劣化タイマーにより故障。昨今の家電はこうも短命なのか。昭和家電を見習わねば。そういや、久しぶりにO-人事のCMの新作がでてますよね。綱渡りとたらいまわし。前の距離を感じたらもすきだったなぁ。というわけでこれの修理は無理そうですね。新しいの発注するか。もう一つ不満を言えば、お皿を並べるカゴは、前のやつの方が乗せやすかったですね。改良みたいなこと書いてあったけど使いにくくなった改良とはこれ如何に。もし開発者さんの目に留まったなら、参考にしてくださいませ。NationalのNP-50SX3の方が倍も長持ちだった事実。
食器乾燥機に成り下がった食洗機の話

Panasonic NP-TH1 Main water flow motor
いやはや、こちらは食洗機の命、Nidecの水流モーターであります。なんだかだんだん回らなくなってきた。水漏れの水に浸かってしまって、ヨークがだいぶん錆びていますが、まだ巻き線や軸には及ばないと思われるものの、軸が固着している。ミノムシクリップは、直にモーターを回してみているところであります。モーターはAC100Vであります。

お尻の軸は手で回るものですが、固い。これは外すの大変だが最後には見ておきたいところ。この取っ手みたいなのは何でしょうね。組み立て用の挟むところなのか。

このモーターのプロペラのあると思われるところにヒーターが付いていますね。こんなところにヒーターをつけるのか。前機種は、層内の下の水の溜まるところにヒーターが露出しておりましたが、構造の簡単化は分かりますが、ここにヒーターはちょっと長期的な耐久性を考えるとどうかなと思います。標準コースで一旦走り出すものの、途中で脱調しだしてそのうち止まってしまう。そんな重いのか。ヒーター側のプロペラ側のベアリングが固着しているのか、もしくは例のエラーの時に、ヒーターで焼かれてしまったのか。そんなわけで現状、乾燥コースだけは動くので、食器乾燥機として頑張っております。

ファンは右の上の天蓋の下に、交換できないフィルターが付いていて吸気していますが、温水すすぎの余熱を利用して乾かしているのだと思っていたら、乾燥モードだけでも少し暖かくなりますね。この熱はどこからきているのだろう?この熱もメインモーターのプロペラ部分を経由する風を利用して、ヒーターを少し温めているのか? そうすると乾燥ばかりしていてもモーターの軸を焼いていることになるのか。
そういえば、昨今パナは食洗機に関しては出荷先限定かつ定価売りになっていますね・・・。安売りはないか。前機種はHomesで安売りしてたんだがなぁ・・・。倍するね。それにしてもパナの食洗器の水流の切り替え機は上手いことできていますね。特に電気的な機構があるわけではなく、水流をうまくON/OFFすることで、一周する水流切り替え機のラッチがズレて行って、水が出てくるプロペラの場所が変わるようになっていますね。これは前機種の機構を見て感動しました。こいつも槽側のふたを開けてみたいものの、嵌め殺し的構造で、無理に開けると固くて割れそうですね。そう、パナの温水便座も調子悪いのですが、こいつも似たような機構があって、ノズルを行って戻って引っ掛けてくるようになっているものの、ある時期から滑りが悪くなって引っかからなくなるという・・・。やはりウォシュレットはTOTOに一日の長ありということか。
食洗機の水漏れ元はここだの件

Panasonic NP-TH1 Drain Pump
いやはや、無理やり使っている今回は短命だったパナの食洗器でありますが、しばらく動いていたものの、とうとう違うエラーが出だしたのでまたまた、大そうにまわりのものをどけてひっくり返してみたところで、水漏れ箇所が分かりました。これは、排水用のポンプであります。電動電気ポットのモーターのように、水流側は磁石が埋まった樹脂のプロペラがあって、外側から磁界をかけて回しており、軸が貫通していない奴であります。これは、バヨネットマウントのようになっており、引っ掛かりを避けて回すと簡単に外れます。

ガスケットというかOリングで気密しているようですが、ここから漏れてますね。Oリングは55φが合いそうですが、径がよくある3.1φだとちょっと太い感じで、実物のOリングは少し細いです。若干固体が付いているので剥がして付け直してみるものの、やはり漏れますね。太めのを押し込むしかないのか。おっっっと、なんと、これか。これは直しようがないか・・・・。さてどうしよう。それは次回に。
Cam-inの金具はEOSに嵌るのかの謎

cam-in 取付け金具 BK02
いやはや、実験用に安価でGETしたEOS-Mでありますが、ストラップがない。別のに純正のストラップは持っているものの、もう一つないかな。ハッセルブラッド用と言うこれが嵌りそうなんだが、国産には分厚くて嵌らないとのレビュー多数。ステンのようだから何なら削ればよいかと買ってみた。確かに・・・。分厚くてはいらない。EOS-Mのストラップは厚みは1.2㎜で小さくできている。対してこれは厚みが1.5㎜ある。0.3㎜削らないと入らなさそうだ。ダイヤモンド砥石で削ってみたら、1.27㎜でちょうどよい感じにはまった。しかしでかすぎて、ポッチがもげそうか。ややアンバランスだね。これ以上薄くするとどうなるかわからないが、ポッチの台があるので、本体に擦ることはない。本体に不釣り合いなぶっといストラップが使えそうだ。
ロシア管は鳴るのかの謎

6H3N Russian TUBE
いやはや、GEの5670Wで30年物のヘッドホンを鳴らしていたんだけれども、真空管は寿命があるし、昨今、GEのJAN管はえらい値上がりしていて、ヘタると悲しいので、同じ構成のソ連製の6H3Nを挿してみた。ずんぐりの5670よりちょっと背が高い。そもそも足が錆びていて、未使用なのか保管品なのか、中古なのかも不明で、ロゴも不鮮明でよく見えない。二本のロットもばらけていそうだ。と心配したが、ちょっと立ち上がりに時間差があるが、普通に鳴るねぇ。そんな悪くない。よかった。しばらくこれで鳴らしてみよう。大陸製でも良いので作りが良い奴を確保しておかないといけないですね。 いやいや、X7なんか昔は200円くらいでゴロゴロ売っていたのに、金みたいな値上がり状況になってますなぁ・・・。ミグやないが、電磁攻撃に耐えるには真空管が必要か。
MDで聞くあいみょんとは・・・

MD あいみょん 朝陽 with SONY MDS-S37
いやはや、MD Diskの生産が終了するという中、皆さまMD Diskの確保は大丈夫でしょうか。まだMDデッキ動くかなというわけで、以前、変な状態で電源が切れたのが原因と思われる、磁界印加側のヘッドが引っ掛かってしまったS37の出動であります。まあ試しにアナログ経由と、S/PDIF経由で録音してみましたが動きますね。まあこのデッキ自体は、ミニコンポの類の一品であり、そんな頂点な音ではないのですが、もはや15KHzも聞こえない老耳には楽しめるレベルではちゃんと鳴りますね。で、録音しておいてESのほうでも鳴らしてみると、おお、さすが音に芯がある。安定した定位の低音であります。CD,MD全盛期は、ともかくマキシマイザーが流行っていて、レベルメーターが振り切りていうのが普通で、全く情緒がなかった感がありましたが、昨今はそうでもないですかね。あのころはともかく16bitをフルにマッピングするんだ的な発想だったんでしょうけれども、24bitの時代になればそうケチらなくても雰囲気を大切にということでしょうね。ネット音源、ICレコーダーの時代にまあ高々80分しか入らないMDを何に使うのかと言われるとそれはそうなんですが、カセット然り、なんかメカが回っていて音が出てるてよいではないですか。しかしあいみょん良い曲を次から次へと作りますねぇ。このテンポの速い朝陽はお気に入りであります。
TDKのDならぬBの60とはこれ如何にのつづき

TDK BRILLIANT CASSETTE B-60 made in Thailand
いやはや、つづきであります。ケースはスリムタイプではなく普通サイズながら角が少し丸くなっているタイプです。インデックスカードとカセットの方に貼るシールも付いてます。インデックスカードのカテゴリシールには、JAZZ/ROCK/CLASSICAL/RAP/REGGAE/SPEECH/MASTER/COPYと言うのが付いてます。このREGGAEとかあるカテゴリとはどこ向けなんでしょうね。ジャマイカにそんな需要があると思われないし、UK?アフリカ向けなのか。

テープのリーダーとのつなぎ目の様子であります。音はDですね。Hi-Fiていう感じではない。音楽を入れるならBIAS浅め、レベル低めていう感じですかね。いやいや、ぜひとも日本でも販売を。
TDKのDならぬBの60とはこれ如何に

TDK BRILLIANT CASSETTE B-60 made in Thailand
いやはや、この前から気になっていたTDKのB-60。タイ製であります。1個で買うと300円ほどしますが、前に紹介した100均のごみカセットとは雲泥の差。じゅうぶんまともなTDKのカセットテープであります。

中身はちゃんと綺麗。スケルトンな感じが後期のTDK AEに似ているか。嵌め殺しではなく、ちゃんとネジでハーフが止まっていて、切れたら開けることができます。ある時期からヘッドのパッドの後ろのシールド板がないのが普通になったみたいですが、シールド板レスですね。パッドはちゃんと銅バネでやや大きめのが付いてます。シートは透明のがちゃんと入ってます。リードの部分のテープは例のざらざらしたヘッドクリーニングタイプ。テープのベースは120とかと共通にするためか、巻が小さいので薄めかもしれません。磁性体の色はAEよりは薄めでDよりは濃いかな。ガイドローラが赤色で案外良いデザインではないでしょうかね。まあオーディオ用に使うとかいう問題ではなくて、普通に使えます。ちゃんと良い精度でできている。なんで日本で売っていないんでしょうね。
初期のCD-Rは読めるのかの謎

Kodak Writable cD media
いやはや、なんだか色々やっているうちに1月が終わってしまった今日この頃でありますが、久しぶりの書き込みです。なんだか世間ではVHSテープが25年で読めなくなるとか危機を煽るTVメディアが後を絶ちませんが、長いVHSやβの歴史の中のどの頃のなのかとか、いきなり読めなくなるものでもないし、すでにもっと早く朽ちたものもあるし、そんな1/0の話ではないですね。それよりとうとうSONYがMDの生産をやめるとのこと。SONYの正規代理店であるYodobashiではまた在庫が復活しているようですが、値段が上がってしまった。去年は288円で売っていたのですけどねぇ。とはいえもう手に入らないとなると少し買っておきたいところであります。さて、この初期のCD-Rですが、当初はこういう金色のがありましたね。このKodakとかONKYOとか。ちゃんと日に当たらないように置いてあるやつは27年位経っていますが普通に読めますね。音楽CDをバックアップしたやつはMedia Playerで再生するとなんと今でもCDDBに勝手にアクセスしてジャケット写真まで表示してくれたりします。なんか懐かしい奴もありますね。どうせならWinAMPで鳴らすのが良いかも。もはやハイレゾ音源に負けている感もありますが、適当に鳴らすには普通に良いか。それを思うと、MDのATRACは聞き劣りしてしまうか。でもまあ当時でも128KのMP3よりは良いし、256KのMP3位か。しかしラジコのAACはMP3よりサイズが小さいのに音は良いしと、良い時代だねぇ。
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