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パチ物BNCの系譜の件

Pachibnc_20240226085101
左genuine BNC 右パチBNC
いやはや、ぱちBNCの紹介です。左は純正と言える標準の銀メッキのBNCプラグで、右はパチのBNCのプラグのアダプターです。すこぶる接触が悪いなと思って比べてみたらそれは当然。まず、純正では枠にバヨネットのピンを避ける半円の切込みがありますが、パチにはありません。ゆえに非常にきっちりできているオシロの口とかに挿すと抜けなくなったりします。その回避策は、若干径が大きく作ってあり誤差で刺さることを期待している。なんとセンターピンのセンター微妙に出ていない。パチはこんなもんでしょう。その逃げは挿したら寄っていくだろうという設計か。絶縁物は当然テフロンでもジュフロンでもないただのナイロン。ゆえにインピーダンスは適当です。内径に擦ってはいるGNDの径が割を省略している上にかなり細い。テーパーが付いていれば奥では接触するのかと思いきや、テーパーは付いていない。ゆえにGNDの接触が悪いのですねこれ。大陸製のコネクタの廃価なものはこんなもんです。大陸製でもまあまあ良くできているのも中にはあります。まずの判断の基準は、外枠のバヨネットのピンの逃げがあるかどうかでしょうか。ない奴は精度は全くないと思ってよいでしょう。パチはパチ用途に使いましょう。まあしかしロックしてもGNDが浮いているプラグは使い物になりませんがね。

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なんと調光できるLEDライトの回路とは

Shootinglight100
SHOOTING LIGHT ¥110- 4972822311724
いやはや、久しぶりの今日のダイ粗であります。これ100円でしたが、白色LEDが光って、なんと調光できる。PWMの回路でも入っているのかと興味をもって買ってしまいました。
Shootinglight100inside
外装はさすがに貧相であります。底辺のおもちゃていう感じ。中も租であります。一応つまみが付いてて、スイッチにもなっている。開けてびっくり、電子回路はなかったです。500Ωのスイッチ付きのボリュームが直列に付いているだけ。そうか、こんなんで適度に調光できるのか。LEDはベーク基板に9連のパラにシリーズ1Ωであります。MAXでは電池3本直列に1Ωを介して9パラ駆動になるようです。まだ1Ωが入っているだけましか。LEDのキーライトなんかは、電池の内部抵抗を期待してか、直でコイン電池にLEDの足を当てているやつがありますが、その割切りに驚くとともに、確かにそれでもまあ電池がサラだと90mAとか流れていて切れないのかと思うもののそのうち電圧が下がってくるので妥協範囲に落ち着くという素晴らしい設計。本品の場合は、だいぶんへたった電池でもMAX250mAくらい流れるものの、調光したときボリュームは焼けきれないのかが気になるところ。サーメット型の500Ωなら1Wくらいあるのだろうか。それならいけるか。こんな単純な方法で調光できていることに脱帽です。三脚ネジもユニファイのナットが嵌めてある。そうか勘合入れるより簡単で安いか。これで100円で収めているのも感心ものですなぁ。モーター物のおさがりの電池を入れてちょっと照らすにはちょうどですかね。PWMしていないからデジカメで撮ってもノイズが入らないのも良いですね。

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EP-806Aの黄昏つづき6

Ep806aw_printhead
EPSON EP-806AW behind the print head
いやはや、大物の廃棄物ゆえまだまだ続きであります。これはヘッドとカートリッジホルダーのつなぎ目であります。間にゴムのパッキンが入っていて、穴でカートリッジ側の穴とヘッドの基板の穴を繋いでいますね。ここまでは洗えばすぐに固形物も取り除けますが、ヘッド自体の基板側の裏の穴からヘッドの表面の穴までがなかなか苦しい。溶かしても吸っても吹いても洗っても限界があります。初期的には回復したものの何度もなるともう無理か。ヘッド表面のステンシルの下がどうなっているのか一回剥がしてみたいところ。裏側はボンドで固めてありますね。
それにしても昨今のドラマのネタは何でもかんでもタイムスリップものですかね。他にましなネタがないんでしょうね。それとも何かの啓蒙活動の一環なのか。はてサイクル25はどうなることやら。太陽フレアは地球の地殻にも影響を及ぼすのか。

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EP-806Aの黄昏つづき5

Pachi70ink
pachi ink for EPSON70
いやはや、まだまだつづきであります。70のパチインクはもはや不要なのでチップを取って廃棄いたしました。チップは金が付いているので基板のリサイクルに出したいところであります。大陸では庭先で青酸カリとか使って青化法で金を浮かせて回収するのかもしれませんが、それがないから無理ですね。
70inkchips
gold resources
純正も交じってますが、これはパチに装着してリセットして化かす用でありました。しばらくはそれでも動いていたものの、認識不良が多発するようになると、接触が悪いのかパチが本体にばれているのか分からなくなり、ヘッドクリーニングの回数が増えるともはや泥沼へ突入であります。チップの中に細いコンタクトが並んでいるタイプがありますが、これはパチながらリセットできるよろしい奴でありました。大量に捨てたタイプのチップは裏に赤LEDが付いていて何かの時に反応するようでありました。超暇なら線を引き出して何やっているのか見たいところでしたが、そこまで元気がないですね。

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EP-806Aの黄昏つづき4

Ep806aw_inksensor
EP-806AW Ink level sensor
いやはや、しつこく続きです。これが取り外したインクカートリッジの窓をセンスしているフォトインタラプタというかフォトリフレクターであります。センサーが固定で、ヘッドを動かして各インクの透過度合いを見ているのでしょう。インク側を隠すか、このセンサー自体を黒テープで隠すかすると、しばらくは動いているものの動きがおかしくなったような気がしますね。パチインクによっては窓がないものもありますが、一応動いていたのでそもそもなくても良いのか。兄弟プリンターではわざわざカートリッジの中にフラグメカがフロートで動くようになっていて、インク残量に浮いていますが、非常に無駄な機構ですね。それぞれ検出方法やインクカートリッジの構造に特許があって一番安い方法が使えないのかも知れません。そういえば、兄弟プリンターのほうが掃除がしやすいところから次買う脳内候補に上がっていたのですが、パチインク市場を見るに、新しいタイプにはリセッターがないことや、インクのロットを見ていて同じロットを使いまわせないようになっているとか、一回外すともう使えないとかなんか不可解な情報が書いてありますね。そうなると近年の兄弟プリンターは候補から外さざるをえないか。プリンターハードの原価はばらしてみてよくわかりますが、現実には高いインクはやはり買えない。背に腹は代えられないということになります。

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BNCのショートプラグが高い件

Gabyoshotplug
BNC-J with thumbtack for VNA
いやはや、あのtinyVNAをあの構成で実現した高橋さんには脱帽です。特にあのCPUであの画面をうまいことあのレートで表示しているもんだと感心します。VNAのキャリブレーションですが、HF域ではいいとして、上の方をやろうと思うとBNCのプラグの同軸状の絶縁体の誘電率だけでもずれてしまうのでBNCのプラグを後ろでショートしたのを作ってもうまくいかない。どうやってSHORTをするかですが、BNCのちゃんとしたSHORTプラグがこれまた高い。なので持ってないのですが、簡易的な方法を発見しました。これです。がびょーんでしばらくしっかり押さえる。これならこのジャックの位置でキャリブレーションが可能で、ちゃんと水平移動します。がびょーんのピンは細いので、BNCジャックを痛めることはないです。画鋲と言えばインターネット黎明期にイエローケーブルに刺されて悪戯される悪いイメージが過りますが、物は使い方次第と言うことですかね。さっき2:19頃、揺れてないけれどなんか地響きしていましたね。気を付けないといけません。

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EP-806Aの黄昏つづき3

Ep806aw_scrap
EPSON EP-806AW scrap
いやはや、まだつづきであります。ばらした筐体まわりは産廃に捨てました。まだスキャナユニットとヘッドのところと、操作パネルが未着手であります。スキャナユニットはセンサとモーターが付いているので制御できたら動くでしょうけれどもいじるだけバカらしいか。前のはガラスだけ取ったのだったか。ライトテーブルにでも出来たら何かに使えるか?いやいや時間の無駄ですね。

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ディーラーオプションのヘタな工作の件

Hetanakosaku
穴を開けてターンナットを装着
いやはや、これはだいぶん前の話なんですが、思い出したので紹介です。なぜかTOYOTA車は、ディーラーオプションでさえポン付けできるようにはなっていなく、これはトノカバーのホルダーですが、汚く樹脂カバーに穴を開けて、フレームにも穴を開けて、ターンナットを装着するというめんどくささ。mazuda車ならふたが付いていて、ぱかっと嵌めるだけだったのに、これはディーラーで工賃を取るための方策なんでしょうかね。
Kirikuzusonomama
削りかすの金属片は内部に放置
まあそれは良いのですが、純正の手順書には、切りくずは錆びるから綺麗に取り除くように。そしてフレームに穴開けたところは錆びてくるからペイントするようにと書いてあるのですが、全くお構いなし。リアのハッチバック横のカバーを外してみると、見事に切りくずがそのままであります。穴もペイントすらしてない。仕方ないので粉を取り除いて、穴はペイントいたしました。雑な作業であります。
ヘタな工作
ターンナットの取り付けに失敗してテープで止めて何とかごまかすの図
そして、トノカバーを引っ掛けるホルダーがなんか緩いなと思ったら、なんと穴をあけ過ぎたのでしょう、ターンナットが落ちてしまうので、マスキングテープで仮止めして締めてありました。なんとヘタな工作。新人がやったんですかねぇ。工作好きとしてはなんともその下手さがディーラーオプションとはこんなものかと思う次第でありました。まあ、これをしかしディーラーでやってはいけない。初めからオプションの穴は作りこんでおくべきでしょう。それほどレアなオプションとも思えないのになぜか穴が開いてない。リアバックカメラもそうですね。穴くらい開けておけばよいのに。そのくせ、ストップランプの交換に作業代2500円も取るとは、それがどんな大変な作業なのか。先に言ってくれたら小糸の球とドライバー持って行って3分で交換したのにと言う感じですね。まあ大きい原動機問題しかり、大発問題しかり、ハイエースしかり、自動車業界も大変なようです。若い衆、もう少しきれいに仕上げられるように技を磨いてください。最近、点検のための引き取り&配車は2200円取るそうです。まあ、それはこのご時世仕方ないかな。ランプ交換の工賃よりは納得いく話ではあります。

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EP-806Aの黄昏つづき2

Ep806baseframe
EP-806AWのメインフレームの樹脂
いやはや、たそがれのつづきであります。量産品の構造と設計には感心しますね。この樹脂フレーム、一体ですが、6方向から凸凹しており、どうやって型を抜いているのでありましょう。型に可動する部分がいくつもあるのでしょうね。よく完成させて組み立てさせて動いているもんだと感心する次第であります。
Ep806precimetal
基板のホルダーになっている板金
もっとガさい大物の板金ばかりに見慣れていると、これまたどうやって折り曲げているのでしょう。すごい精密な折り曲げ機がないとこんな、しかもバーリングしてある板金が曲げられないですね。いやいや民生の量産品の技術もすごいですね。
Ep806bankinrod
ローラーでない駆動軸は板金でできている。うまいこと丸くなっていますね。
Ep806_wasteinkbox
直前にリセットしてコットンバフを詰めた廃インクタンクですが、もはや一杯であります。調子が悪くなるとどんどん浪費して捨てられていくガソリンより高いインクであります。やはりこれを見るともう許容範囲を超えている廃棄品の域であります。まだまだ使えそうなメカがもったいない限りです。
Ep806aw_pcbassy
基板もさすが日本メーカー製品であります。とてもきれい。美しい。コネクタが多いですね。フレキは一回刺し仕様です。ここを配線するだけでも結構な作業レベルであり、信州で組んでいるならまだしも大陸でよくやってますね。WiFiはまた別基板があります。右のでかいトランジスタはモーターのドライバーですね。家庭用ゆえ、VCCI対策でしょう、基板は板金で覆われてシールドされてます。とてもきっちりした設計であります。

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レアなM型コネクタの紹介

Hrsmptdcm2p
HRS M-P-3 / TDC M2-P-32
いやはや、結構なレア品が出てきたので紹介です。3D-2VにMコネクタをつけようかと思って出して来たら、銀メッキのHRS製のロゴを見て、これは2度と手に入らないわと、使うのをやめた次第であります。昔は普通に売ってたんですけどね。そしてもう一つはかなりレア品で、東光電子のM2というミニチュアのMコネクタ。これは、昔、でかい業務用のハンディだったか、車載機だったかで見かけたような気もしますが、記憶が定かでない。現状反対側が手に入らないし、現存していないので使い道がないコネクタであります。細いのが要るときはBNCやTNCに移行しましたからこれはもう化石でありましょう。博物館に展示したいところですね。

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EP-806Aの黄昏つづき

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EPSON EP-806AW DC POWER SUPPLY CC41 PSB
いやはや、これがしっかりした隔壁に囲まれた電源であります。大陸の製品とは次元の違う綺麗さであります。かつてのEAKを彷彿とさせるようなシンプルな作り。フィルタも特許切れのパナの丸い奴です。電解はルビコン。良いですね。                                                                                     
Ep806barashiall
樹脂の筐体パーツと、スキャナ部分を除いたパーツであります。細長い影のようなものが写っていますが、これはインクジェットプリンターの要である水平のエンコーダーのスリットが印刷してあるシートであります。しかしうまいことDCモーターで位置決めができますね。このあたりの制御は1年や2年で完成するわけがない。長年のノウハウの結晶でありましょう。フチなし印刷をあまりやっていないおかげか、紙送りされるヘッドの下あたりのインク吸収PADはまだ真っ白ですね。ヘッドやメカの動きを見ていると各社の制御の違いが面白いですね。こいつはリズミカルではないですが、707はメカノイズを雑音と感じさせないリズミカルな動作制御になっていて面白いです。何かに使えそうな部品はどれでしょうね。液晶の部分はまだばらしてません。動かせたら面白いが…どうかな。もはやもとにはよう戻しません。なーむー。

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EP-806Aの黄昏

Ep806barashi1
EP-806A Disassembly
いやはや、もう一回ヘッドを洗ってみようかともふと脳裏をよぎりましたが、資源の無駄ながら、それ以上に大いなる時間の無駄であり、とうとう原形をとどめない状況となりました。しかし、前機種もそうでしたがものすごい構造をしています。ベースの黒い樹脂なんか複雑すぎて、これはどうやって型を抜いているのだろうと思ってしまいます。そしてすさまじい部品点数。これを大陸で組むとなるとよく組めているもんだと感心する次第であります。モーターはステッピングモーターではなく、回るだけのモーター+エンコーダーなんですね。操作パネルの開閉にもエンコーダーのスリット板付きモーターがついてますね。複雑なギアの動きには感心します。ラチェットになっているやつやら、中と外が一軸でフリーなやつとか凝ったのもありますね。前ばらしたやつは廃インクポンプにモーターが付いていたような気がしますが、これは、うまいこと軸の回転を横スライドするギアをつないで伝達して、なんと、血液ポンプと同じような、ゴムチューブをしごいて液送りするポンプが付いてますね。
Ep806inkpump_20240208214801
いやいやうまいことなっていて、中でローラーが回転すると、ゴムチューブをしごいて、チューブ入りわさびをお尻から前にしごいて押し出すようにしてインクを廃インクタンクに送っておるのですね。その間、インクが流れるように受け皿を上下させる凝りよう。チューブポンプは特許になっていたでしょうけれども使えるようになったということか。これは血液とかの場合は、チューブを嵌めるだけでポンプを洗浄しなくて良いという画期的なポンプですね。例によって、これは一体いくらで売れば妥当なのか。開発費を別にしても物量だけで10万でも足りないかもしれない。こんなもんを2万やそこらで売っているからおかしなことになるのである。インクがただなら10万で買う? 3万しか出していないとしたら、あと7万インクを買わないと合わないということか。インクはカートリッジの入れ物が無駄すぎ高すぎだが、エコインクだとしてももっと回収が必要か。しかし10万では買わないわな。昔のサーマルプリンターなんかはぶつ的適価で5万くらいしていた気がする。10万出して早期に詰まると悲しいから、走行系のPAD類と廃インクタンクとヘッド自体をユーザー交換できる構造にしてくれて、確実に10年持つようにしてくれたら気持ちが揺らぐだろうね。もしくは、10万で10年間インク無償供給メンテフリーでも気持ちが傾くかも知れない。マイナンバーはもう終わっているとしても、なんかもっと良いビジネスモデルはないものだろうか。型落ち新品1万台でずっとパチインクで3年で廃棄というのはなんとも悲しい。

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またまたやってしまいましたボタン電池編

Lr11302018
ダイ粗のボタン電池 LR1130 2個入り
いやはや、いつもイライラするのが、その場に電卓がないこと。PCワークの定位置が2か所あるのですが、いつも電卓を使うと、次に使うときにもう一つの方に電卓がない。ほんの1mの距離ながら立ち上がらないと取れないのでイラつきます。で、休眠中の電卓に目覚めてもらおうと電池交換をしようとしたところ、なんということでしょう。もはや賞味期限は切れており、粉を吹いております。これはだめだわ。新しいのを買いに行こう。それにしても昨今のテレビの報道はお笑いを狙っているのかと思うほど大げさかつとんちんかんですねぇ。 首都圏の雪への弱さはどれだけ軟弱なんだと言う気もしますが、まあ年に1,2回のイベントなんだから仕方がない。それにしても騒ぎすぎだ。山のように雪が詰まれています・・・・。歩道の横に30㎝ほど避けてあるだけやないか。一面真っ白です・・・。植木も地面も見えてるやないか。積もった雪が・・・。て地面透けて見えてるやないか。ペンギンのように歩く・・・。背中からひっくり返るぞ。スケートしているつもりで前かがみが正解だ。滑る前に自ら滑って歩けばコケることはない。そんなに適応力のない人々なのか。大丈夫か東京の人。ハイブリッド車は滑るだろうね。トルクはあるし重いし。都会でちょっと凍っているくらいなら、躊躇せずに空回りさせて氷を削り切ってしまえば出られるかも知れないぞ。ちょっと空転したくらいであきらめるな。押してもらったらお礼はいいから一気に進むんだ。そこで止まったら水の泡だ。ニュースはお笑いの連続だ。それにしても、布チェーンの人、それが使えるレベルなのかどうかは別として、FF車の後輪に付けても意味ないだろうにね。

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4山しかないMプラグの件

Mpbncj_adaptor
MP-BNCJ adaptor
いやはや、ついでにパチアダプターの紹介です。まあMの領域では普通に使えるのですが、これが、M、UHF両用が可能な大陸製のMプラグのネジ山であります。4山しかありません。4山だと誤差範囲でどちらでも噛み合いますね。ネジが内側なのでこれ自体がどちらなのか測れなくて不明です。4山だと測ってもよくわからないのが正直なところ。一応Mとして売ってましたが、怪しいですね。ところで、この時期、大陸に発注するといつ来るかわからないですね。もう一つ欲しいアダプターがあって、つつこうと思ったものの、Aliだと今見ると、すべて納期が3末から4月になっていて、早い配送は消されていますね。ウソでなく現実的でむしろ良心的と言えるでしょう。発送されても通関で1か月寝るでしょうね。ゆえにこの時期はちょっとくらいの値段差なら密林の日本在庫品を発注するのが得策です。密林のMPの現地発送は、納期まで書き換えていないものが多いのではないでしょうか。春節の発注は、到着はエイプリルフール過ぎの覚悟が要ります。この時期に発注して納期で文句言ってはいけない。発注する方が悪いですね。

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MコネとUHFコネクタのうんちく

Uhfm_pitch
上:Mコネ/下:UHFの寸切りメスメス
いやはや、M型コネクタとUHFコネクタの話は多くのOM方々も述べておられますが、わたくしも少し。写真は寸切りのメスメスアダプタでありますが、上側がMで下がUHFであります。ピッチを比べてみると、11コマ目あたりで半ピッチずれていますね。この絶妙な2つ、Mはご存じの通り日本製のJISであり径は16mmφで、UHFは5/8インチ=15.875mmφであります。ねじピッチはMは1.0mm、UHFは24UNEF(UNify Extra Fine=極細目)で1.0583mmととても惜しい。UHFは最近出てきた訳ではなく、40年前にも売ってました。当時は簡単に資料を探せるような環境もないので、UHFコネクタたるものの存在を知る由もなく、M型そのものとして売っていたこともあります。混ぜると最後まで締らないので昔はパチ物のMと呼んでいました。でも世界的にはMのほうがローカルなんですねぇ。日本のみのネジであります。最近でも互換として売っているところもありますね。勝手にPL-259をM型プラグと書いてある大陸SHOPもあります。経験的に、UHFのメスにMのプラグはささるが、逆は引っかかると言う認識。インピーダンスはMもUHFも非整合コネクタであり、設計当時は200MHzでもUHFだったんでしょうけれども、今となってはややこしい名前であり、MもUHFもUHF帯以上ではうまく整合が取れません。MのJISはC6506なわけですが、既に1971年に廃盤になっており、なのに作られているのは、今はJIS C5419のCN C11コネクタと言うのがM型のことであります。大陸のコネクタメーカーのプラグやアダプタはうまいこと作ってあって、プラグ側の内側のネジ山が4山くらいしかないのです。4山だと誤差範囲でありどちらでも締まるというわけですね。安物は絶縁物がテフロンでなくただのプラだったりしますが、まあMの領域ならいいでしょう。もともとはベークだったりMの絶縁体にはいろんな奴がありますしね。この部分の誘電率は気にしてはいけないコネクタであります。一部、誘電体と内部の隙間を工夫して、75Ωになっているものがあります。転がっている多数決から行くと、UHFにそろえるのも一手ですか。しかし日本製の無線機やアンテナはM型ですしねぇ。なかなかうまくいきません。

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