S1500の修理・ローラーの軸を外そう編
ScanSnap S1500 給紙ローラーの軸
いやはや、Scansnapの分解の続きであります。吸い込み側のローラーの軸はこの部分の真鍮の金具が両側で支えており、金具を筐体の溝から回転させて浮かすと抜けるようになります。ギア側の金具がうまく回せないのですが、それはうまく考えてある、次の写真のように反対側から押す穴が開いているのです。ここからちょこっと押してやると、金具が立ちます。その前に、黒いギアは写真の軸の先端手前のくぼみに爪が引っ掛かっていて抜けないようになっているので、その爪を起こしてやると抜けます。但しPOM製のギアが非常にきっちりできているので、少し潤滑剤なりを垂らしてやらないと密着していて抜けない感じでした。割れない程度に、傷がついても支障のない部分を狙ってこじってやると浮いてくるでしょう。軸のギアを抜くとその他2つの中継ギアも抜けて落ちてしまいましたが、これは同じもののようで交互に差し込めば元に戻ります。
表側のここの穴が真鍮金具のベロが見えているところなので、ここを押してやると簡単に金具が立ってきます。金具が通り抜けられる樹脂の空間に合わせると、金具が左右に動けるようになり、軸が持ち上げられます。
軸はギアとは反対側から持ち上げると抜けます。見事にどろけたローラーが糸を引きながら引っ付いてきますね。とまあ、チャンレンジされる方は参考にしていただければと思いますが、実物を見ながら分解していけばわかる内容かと思います。どうついていたのかが分からなくなるといけないので、いじる前に写真を撮っておきましょう。この写真では邪魔なCFL用インバーター基板と、重なり検出用の超音波センサー?基板とその枠も取り外しています。
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