S1500の修理・基板を外そう編

ScanSnap S1500 PCBA を外す
いやはや、ばらしの続きであります。給紙側のローラーの軸は、基板の付いている板金の下にあるので、一旦、基板を外します。すべてのコネクタを抜いて、どの穴から出ていたかを記録しておくのに写真に撮っておきます。すべて異なる種類のピン数のコネクタになっているので、間違えて挿すことはないです。かつてPCのマザーボードが台湾からやってきたとき、日本人はハウジングのないピンヘッダーに、LEDやらスイッチやらそのへんの線がさしてあるだけと言う安直な構造に驚きましたが、さすが日本製ですね。すべてちゃんとハウジングのあるコネクタになっています。線だけ引っ張ると線が切れるかも。ハウジングをドライバーでこじると割れるかも。このあたりはちぎれない程度に線を引っ張りながら、ハウジングをこじるという手加減の慣れが必要でしょう。コネクタが外れたら、これまたさすが日本製。ちゃんと線止めのサポーターが立っていますね。前に一回ばらしているので初期と同じになっているかはやや怪しいですが、元に戻せるようにこれまた写真を撮っておきましょう。

線を板金の穴からそれぞれ抜けば、板金がようやく取り外せます。板金の下には下側のCCDユニットと、CFL用のインバーターが見えますね。ローラーの軸はこれらの下にあります。CCDユニットは嵌っているだけで、左右の引っ掛かりを外せば取り外せます。CCDユニットと、ガラス面はゴミやらほこりが入ってしまうとスキャン画像に線が出てしまいますから、ごみが入らないように置いておかないといけません。この部分が密閉構造でないところから、紙のくずをエアーダスターで噴いて掃除しているとこの部分に入り込んでしまうのですねぇ。何年か前にばらした記憶が蘇ってきました。つづく・・・。
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