すぐ沸くポットの安全装置の件

Panasonic concept series NC-KTJ061 すぐ沸くポットの安全装置
いやはや、動かなくなって、ばらしたら隠しネジを一つ見逃して悔しい思いをしたすぐ沸くポットの底の観察であります。導通しないので、スイッチか温度ヒューズかと思っていたが、やはり温度ヒューズが切れていた。温度ヒューズは右側の、ヒーターにアルミのホルダーでナット止めしてある、ガラス繊維チューブの中に入っていた。169℃のが入っていた。空焚きはしていないが、この前から自動で止まらなくなって、しばらくぼこぼこしていたことがあるのは確かだ。これはこの前の取っ手のところのバイメタルが自動で反応するかどうかだが、あまり湯量が少ないと蒸気が足りなくて反応しないことはある。ゆえに最小水量の線が引いてあるわけだ。感心したことに、これ以外に、底の両極にひとつづつ同じくバイメタルのサーモスイッチが付いていた。空焚きになったら、これらが反応するか、最終的に温度ヒューズが溶けて、そうなるともう復帰しないが、回路が切れるようになっている。なかなか厳重な安全回路である。ヒューズは劣化で経年すると温度内でも切れることはあるだろう。全体的には寿命と考えよう。さて、廃棄したいところだが、1200Wのヒーターは生きている。テフロン釜だし、うまく使えば・・・・とか思ってしまうが、そういうことを考えているから物が捨てられないのですねぇ。
↓結局、代替には、アイリスの安い奴を発注した。
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