カセットデッキの修理の続きの件

TC-K500R Non-rotating forward capstan tip
いやはや、ロックしてしまうカセットデッキの話の続きであります。型番で検索すると、同じことをYoutubeに上げている人がいました。メカの動作が分かったので、最後の力技にベルトの摩擦が耐えていないのだろうという予想は当たってました。ギア側のキャプスタンの先端にマジックで印をつけて、起動してみると回っていない。モーター音はしているので、やはりベルトが滑っている。せっかく見えていたモーターのプーリーのスコープ映像をキャプチャーするの忘れてましたが、ベルトが伸びていて、プーリーだけ回っている。

実はこの個体、モーターを一回換えています。その時は、AKAIのメンテ部品だったかを出品している人がいて、それをGETして交換して、その時ちょうどついでにTRURNTableNeedlsで買った、合いそうなベルトに替えたのですが、ちょっと細いのだったのだったか。同じものが残ってました。伸びてますね。逆に元の長さだとちょっときついくらい。以前はUSAからの通販はそんなに送料が高くなく、まとめたら無料だった気がしますが、この前見ると送料がばか高くて買うに買えない。ロシアやUSにはビンテージやそのメンテパーツ類を売っているところが多いのはうらやましいところ。なんでも自分で治して使おうという風潮や精神が日本人よりもはるかに高い。ロシアのサービスマニュアルサイトもまだあるのかどうかわからないですが、レベルが違いますね。で、ちょうどあったので替えてみたらガチャガチャメカがちゃんと動きました。平ベルトの幅が3mmくらいしかないので、5mm幅のが欲しいところ。平抜法、接着法など試してみたいところですね。
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