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楽天スーパーセールでエアコンを購入した件

Cs222airconarrived
Panasonic CS-222DFL-W ¥38000-
いやはや、9月の楽天スーパーセールで、エアコンをポチった。近郊からくるのかと思ったら、埼玉の倉庫から佐川で送ってきた。大丈夫かと思ったが、元々うまいこと梱包してあり、持つところがちゃんとしているので何も問題はなかった。これで念願の自立制御を失いつつある東芝のエアコンを交換できる。6畳用なら4万しないのでお手軽だ。2022年製だった。これは住宅設備用のタイプである。なぜか住設用はリモコンが小さい。それ以外はほとんど同じだろう。もちろん中国製である。
Cu222dfl_airconout
昨今のエアコンは、上等なやつでお掃除ロボットが付いていないものと言うのがまずラインナップになく、選択肢としてはナノイー付きの安い奴になる。そもそもお掃除ロボットほど邪魔なものはなく、そんなフィンのところはフィルタの掃除だけで十分であり、むしろ邪魔な機構がなくフィンが見えていた方が掃除がしやすい。エアコンの肝心な掃除どころは横流ファン(クロスフローファン)であり、エアコン何十年かの歴史の中で唯一と言っていいほど進化がない部分がここである。あのファン軸が簡単に前から外れて洗えたらどんなに楽だろう。だれも考えないのか、もしかするとだれか特許を取っていて、考えるだけで実現を怠り、製品化を阻害している根源が居るのだろうか?? なんかすればできるはずだ。そこだけモーターごと前に外せるのでも良い。そこを頑張ってほしいものだ。そんなわけで、エアコンは邪魔なお掃除ロボットがないシンプルな機種のほうがメンテしやすくありがたい。長くなってきたので東芝の捨てたエアコンぼやきと、取り付けの話は次回にでも。

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HYBROのバックラッシュ改善の件

Dendora3
松下電工 EZ6120 / Panasonic miniQu EZ7412S-B / HYBRO NT-HB001B
いやはや、一番手前のがHYBROであります。2019年に購入してちまちま使用していましたが、やはりバックラッシュと言うか逆転してしまうブレーキ動作ががまんできなくなり、満を持して、ようやく改造いたしました。 お写真は上から往年の名器、松下電工のEZ6120で、すでに売ってませんが、2000年以前から電池が元気だった数年間に大活躍しました。これは結構高く15000円くらいしてました。 これもニッカド電池があればまだまだ使えるのですが。後期に、やや長いタイプの電池が出て、キャプがお尻に刺さらなくなりましたね。シリコンのRTVゴムのチューブと一緒に入れていたら、シロキサン効果か、スイッチが効かなくなって、一回ばらして磨きましたが、スイッチ部分がなかなかばらせる構造になっておらず、ちょっと割れましたが、それでも使えています。ギアやモーターは健在ですね。回転が速いので慣れるととても使いやすい。こいつは逆転ブレーキとかはなく、惰性で止まるタイプですが、特に使う上では問題はないです。これに匹敵する軽快さは、ベビーインパクトくらいか・・・。真ん中は、ベッセルに対抗して?登場したパナのminiQuでこれはちゃんと止まるのですが、ボタンの押して動くまでの操作感覚がいまいちでやはり往年の名器には及ばない。
223hybro
さて、改造ですが、先人の情報を活用させてもらって223に交換。LEDは10μFを外付けしました。良い感じです。この電ドラ、充電するときに注意が必要で、電流制限がないのか設定が高いのか、残りが少ないときに2Aのアダプターで充電するとフルに1.8Aくらい流れてバッテリーが劣化しないか気になります。ゆえに500mAくらいの昔のアダプターでちまちま時間をかけて充電するのが長持ちの秘訣でしょう。内蔵セルは850mAhです。
105hybro
電解は線で引っ張り出して、電池の隙間にいれてあります。10μで数秒後まで点いている感じ。大きい電ドラのように軽く押すとライトだけ点くと良いのですが、それは無理そう。まあ3000円くらいなので、名器の五分の一の値段でありますゆえ、動く間消耗品と割り切って使い倒しましょう。ベッセルのはどんな構造でしょうねぇ。コレクションに追加したいですね。panaのもそうですが、MicroUSBのコネクタにぜひともキャップが欲しい。すぐゴミがたまりますね。

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似て非なるまともなUSBハブの件

Elecom_u2hm4bbk
ELECOM U2H-M4BBK USB 4port adaptor 2006年ごろ製
いやはや、そうこうしていると、ちょうど未使用品を出品している人がいて、すかさずぽちらせていただきました。そうこれですよ。なんと2006年頃製です。パッケージには、win98,XP,2000,Me の記述があります。そう、Win98ではUSBはまだ1.1まででした。 なんでこのタイプを作らなくなったのでしょうね。テーブルタップにはこんなタコ足のがACアダプター用にかありますね。もちろんちゃんとWin10でも動きました。これにならUSBメモリーを挿しても特に目立ったスピード低下はないですね。IDは0409でNECになっています。PIDは005Aでした。
Elecom_u2hm4bbk_jk
受け口の造作もきれいであり、接点は金メッキであります。ささりもしっくりしており問題ないですね。
Elecom_u2hm4bbk_pulg
プラグもちゃんと接点は金メッキです。
Elecom_u2hm4bbk_open
早速蓋を開けてみました。ラベルの下にねじがあるタイプですね。開けた形跡見え見えになりますが、中身が不明なまま使うよりちゃんと見てから使う方が気持ちが良いです。そう。これでなくては。線はシールドありですが、GNDにはつないでいなく、何かつなぐと、つないだ側でGNDにつながるタイプですね。端面に収縮チューブをかぶせてあり、つくりが丁寧です。各ポートにはポリスイッチが付いていますね。
Elecom_u2hm4bbk_pcb1
部品面はIDの通りNECのuPD720114が付いていました。発振子が隅っこに追いやられていてパターンがちょっと長いですね。IC用に3.3Vのレギュレターがあります。綺麗に作ってあります。安心して使える作りです。出来ればケースをシールドしてあれば言うことないのですが、そこまではしてないですね。これなら、USBメモリーを混ぜてもちゃんと動きます。目的は例のUSBscope50を複数つなげようということなのでありますが、あれ自体はUSB1.1なので、ごみHUBでも一応つながります。しかしUSB2と称して、MAX FULLなので、OS側に弾かれたり不安定になったりするところがいけません。こちらはそれがないですね。すでにELECOMのは売っていないよう。

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エアコンを捨てよう

Aircondisposed
いやはや、古いエアコンを捨ててきた。無料回収の業者のチラシによれば、取り外し済みのエアコンは1000円で買い取ってくれるのだとか。金属や銅がたくさんあるので、確かに有価廃棄物ではある。そっちに出そうかとも思ったのだが、ポンプダウンしてフロンも室外機側に入ったままだし、ガスを回収するとも思えないし、家電リサイクル券を振り込みに行ったことがないので、一回どんなもんか見てみたいし、意外に近所に回収場所があることが分かったしと言うことで、990円と郵便局に手数料を払って、正規の家電リサイクルに出してきた。
Kadenrecycle
郵便局に家電リサイクルの振込用紙があるらしいが、そのへんにはおいていなく、窓口に言うと出してくれた。記入は簡単だが、窓口で払い込むと手数料がバカ高いので、わざわざATMで振り込んで、そのレシートをまた窓口に持って行って、振込用紙の破片に受領印をもらうと言う何とも無駄な流れ。用紙の一番最後の綴りが粘着になっていて、本体に貼りつける。エアコンのように室内機があって2個口の場合は、最後の綴りの一部が剥がれるようになっていて、それを貼りつけると、まあそんな難しいことはない。一番難しいのは、ちょっと重い室外機を、車の後ろの荷台に持ち上げることか。あとで思ったが、片側引っ掛けて滑り込ませたら簡単そうだったが、コンプレッサーのある重い側を先に乗せようとしたのは失敗だった。昨今のニュースで見る、金庫を盗みに行って台車で持ち出したのは良いが、ずれて重くて台車が飛んで行った絵とおんなじ感じだ。現場のおじさんたちはさすが慣れていて、冷蔵庫もひょいと一人で高い荷台から降ろしたり載せたりしている。室外機も抱いて持って行ってくれた。これでベランダの邪魔ものがやっと片付いた。新しいエアコンの取り付けは載せるのを忘れているが、そのうち載せよう。

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ごみHUBを買ってしまった件

Gomi4hub
D1-1-6 0647 4 ポートUSBハブケーブル 20cm PCATEC ¥580-
いやはや、例のやつを複数つなぐのにちょうどよいかと思って、ポチってしまったが、そうだ、幾度となく無名USB-HUBを買ってゴミだった経験を忘れていた。そしてこれも前例に漏れずゴミだった。USB2.0/1.1 USB HUBUSB2.0ハイスピードモード対応なんて書いてあるが、ウソだ。USB1にしかならない。Vendor ID は 0x05E3 (Genesys Logic, Inc.)、Product IDは 0x0606になっている。勝手に使っているのだろうか。
Gomi4hubj
コネクタは貧相だ。金メッキではない。造作も雑で、うまく刺さらない。
Gomi4hubplug
プラグも接点は金メッキではない。
Gomi4ubpcb
基板はベークだ。USB2.0と謳いながら、線はノンシールドだ。これはUSBのマウスとかキーボード用の低速仕様だ。こんな線と構造で480MHzができるわけがない。
Gomi4hubpcbbtm
出た。ゴミチップだ。刻印がない。例のHS8836かと思ったが、ピン配が違う。しかし外部発振子なし全ポート直結の同類品だろう。どうやって動いているのか謎である。内蔵クロックがあって、4ポートのコントローラーが入っているほど上等には見えない。FULLの12Mだとしても同時に4つ動くのだろうか。USBメモリーは遅すぎて上手く動かない。キーボード、マウスくらいは動くようだ。セラコンのみで電解のパスコンすらもない。このようなノベルティグッズレベルのものをPCに挿すと、PCが不安定になる可能性があるのでだめだ。ディスクリプタもウソなのでWin10や11では弾かれるかもしれない。活線挿抜でICは壊れないのだろうか。そんなことは関係がない。売った時に動けばOKなのだ。売値が回収できればそのあと壊れようが知ったことではない。そういう製品だ。決して買ってはいけない。なぜか以前出ていたサンワサプライやELECOMのまともなものはもう売っていないようだ。USBが3になったからだろうか。USB2.0のほうが安定して動くから、この類もまだまだ需要はあると思うのだが。
↓買ってはいけないごみHUBシリーズ

↓こちらはまともなやつ。でもえらい高くなっている。

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USBscope50分解の件

Usbscope50inside1
Elan Digital Systems Ltd USBscope50
いやはや、例のやつをどんなつくりなのか分解してみました。なかなか真面目に作ってあります。蓋はネジで簡単に開きますね。すぐに見える面にはACTELのFPGAですかね。ぼこっとついております。USB端はパターンに間隙があり、USBと絶縁されているのが解ります。これではよくわからないので、BNCの半田を外して基板の表側も観察します。
Usbscope50inside2
表側はシールド板が付いていて見えないのでシールドも外します。さいわいシールド板ははんだ付けされておらず、スルーホールに通して捻じってあるだけでした。おっとなかなか超真面目にできております。昨今ゴロゴロしている中華おもちゃオシロとは作りが違いますね。入力のAC/DCはリードリレーが切り替えているよう。細長い黒いものはリードリレーですね。AC側はMHKコンデンサみたいなフイルムコン400V0.047μFがあります。アンプはBurrBrownのOPA3355でバリコンと言うかトリマが2つ付いている。ADはアナデバのAD9283-50であります。アイソの電源は、HALOのトランスで作っているよう。アイソレーターは、アナデバのADuM1201ですね。アイソ側にスタッキング用のスルーホールがあります。USBコネクタの横にぎりぎりに貼りついているのがSILICON LabのUSB I/FのCP2102 であります。これはなかなか内容の濃いガジェットでありますね。
どちらにせよ、AD側が、被測定回路側のGNDに依存して動作できるというのは大変ありがたい。パソ側の破損やノイズを気にしなくて良いのが良いです。AC電源のオシロでヘタに100V回路をつつくと、プローブのGNDがじゅるじゅると溶けたりしますがこれなら大丈夫でしょう。入力耐圧が30Vしかないですが、プローブX10固定でならAC100Vも測れるはずです。

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USBscope50はVMのXPで動くのかの謎

Usbscopexpwithvm
USBscope50 WindowsXP on VMware Win10
いやはや、Win10のVM上のXP HOMEで動かないかやってみました。さすがに最近の出来の良いVM環境であります。普通にXPとして、ドライバーもアプリもインストールできました。ガジェットの接続をVMのほうにすれば、一応動くのですが、USBの接続が不安定ですね、時折切断されてアプリの再起動を要求されてしまいます。こいつのUSBはUSB1.1なので、スピードはいけそうな気がしますが、ホストのほうで動きがあると、何かの拍子で切れますね。操作もタイムラグがあってすこぶるいじりにくい。ちょっと実用的ではないです。やはりXPなら直のXPで動かすべきでありましょう。こんどはwin7の32bitでやってみたいと思います。

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USBscope50はwin10で動くのかの謎

Usbscope50box
Elan Digital Systems USBscope50 ¥4800- Windows10 Win10
いやはや、これはかつて39700円で売っていた、USB接続のオシロスコープガジェットであります。これの良いところは、プローブ側とUSB側がアイソレーションされていて、PCが相互に干渉せずにつなげること。すでに15年経っているのではないかと思います。当時は高くて買えなかったアイテムでしたが、なんと4800円。もはや、箱のスポンジは黄ばんでおり、CD-Rはスリーブに溶着しており、少し磨かないと読めない状態。なんか場違いなUSBケーブルが同梱されていますが、本来は延長ケーブルが付いているはずながらこれはご愛敬か。これに1400円の100Mプローブが付いているので、ほぼ捨て値であります。このElanですが、2012年頃か、解散?しており、どこにも引き継がれていない。かつてのホームページはWayBackにアーカーブされているのみか。
Usb50win10
当時のソフトはXPで、WinAMPみたいなスキンが替えられるような見た目で、お世辞にも使いやすいとは言えないインターフェイスのソフトが付いておりました。これはXPで動かしてみたところはちゃんと動いた。これがWin10 64bitで動けばいうことないのですが、その後、倒産前の2009年版のJAVAで動く1.17と言うバージョンがあるようで、これはWin7の64で動くらしい。結果的には、Win10で動かしてみたところ動きました。若干文字化けしているのと、一部描画が変なのかもしれないが、実用的には動きますね。このアイテム、工場の検査機器に組み込まれているのを見かけたことがあります。ISOされており、SDKが公開されていたので、信号検出にはお手軽ですわね。実際どこまで動くのかですが、カタログ通り、50MHzまでの繰り返し信号ならRISで表示できるようです。DSOと言ってももちろん昨今のデジタルオシロにあるような、無限大に近いキャプチャーや、高速のワンショット捕獲は無理ですが。スクリーンショットは、win10の64bit上での50MHzのsin波(max=4nSec/div)であります。これはもう一つ買っておくべきか。
開封はまた次回にでも・・・

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