あやしいリチウム充電器の内部の件

HD-63886 洪东电子
いやはや、先般の怪しいリチウム充電器の内部であります。倒れて収容できるプラグ部分も接点ばねに接触するようになっていたりして、思っていたよりはすっきりした印象でもありますが、何やら赤い線が一本あり。どこで絶縁しているんだか、一次側2次側という感じのないアートワークであります。実際トランスはありますが、パターンが近すぎてこれではULや電安は通らないでしょう。

基板の部品面であります。赤い線は可動の接点金具につながっています。ボンドでとめたりしていないので、そのうち切れるのは必至でしょう。しかもなんとガさい金具のメッキ。ゴミみたいなメッキであります。基板上にはちゃんとトランスがありますね。これも型番は違うものの、半波整流1石発振1制御IC 式ですね。ICは珍しい形状の小さいDIPのICです。まあしかしこれだけの部品で、AC入力、極性自動判別の充電器がよくできるものであります。性能度外視、適当に当初だけ動けばOK、販売後故障するのは自然現象の大陸性割り切りにあっぱれであります。とりあえずこれでも動作はしていて、充電完了は電圧監視だけですので、しばらくしてある電圧になると一応止まります。300円いくらで文句を言ってもというところですかね。
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