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P005からP002への進化

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docomo ACアダプタ P005 と P002 九州ミツミ製
いやはや、今頃何をとお思いでしょうが、ばらして楽しんでいる類ですのでお気になさらずに。先般の壊れたP002ですが、壊れていないが線が劣化しているP005もどう変化しているのか気になって開けてみました。P005は先端のMOVAコネクタのコストダウンでもわかるように、だいぶんケチられていて、線も大陸製の安物に代わっています。それゆえ10年後にはシースの被覆がすでにボロボロ。日を浴びたわけでもないのにですね。100Vの線でなくて良かった。左が005右がこの前の002であります。一回り小さくなっておりますね。トランスは同じくらいぽいですが、部品が減っている。FUSEはなくなってFUSE抵抗に代わっているよう。ブリッジがないですね。電解はそれでもルビコンを採用しており、耐久性はありそうです。
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こちらは裏面です。なるほどブリッジはSMDになって裏面についている。FUSEはないが抵抗と細パターンで分離を狙っているよう。これでもちゃんとフォトカプラーでフィードバック制御した安定化回路になっており、くだんの激やば充電器の類とは一線を画しております。小さいながら、可倒プラグの形状の工夫で、普通の回路と部品ながらこんな小さくできているという良い例でありましょう。20年経ってもまだ動くという抜群の耐久性であります。まあ昨今のGaNデバイスの世代ではもっと別の工夫と小型化で驚異的な出力容量となっていますが、激やばの延長で作られていると、すぐ壊れるでしょう。

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黄金期を感じさせるいにしえのコネクタ

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いにしえのMOVAのコネクタ 上がP005,下がP002
いやはや、この前かつてのいにしえのdocomoのACアダプターを紹介しましたが、これに付いているMOVAのコネクタの変遷が、黄金期とコストダウン手法を垣間見させる懐かしいアイテムとなりました。このまえのがP002で下側のやつですが、黄金期と言いますか、全ピン綺麗な金メッキで揃っており、組み立ては大陸ですが、日本の製造技術と信頼性が一番良かったかもしれない頃のものですね。上側はその後のコストダウン小型化バージョンのP005のであります。なんと無駄なピンが排除されてたった3本しかありません。金メッキも薄く見えるような気もします。それでもこのコネクタはその後のFOMAのよりもしっかりしていて壊れにくかったですね。両側の丸いのはアンテナをつなぐ同軸コネクタ用の穴です。これにつなぐ2本角の800MHzの外部アンテナてオプションでありましたね。もっとも、800M帯は室内でも結構つながったので、圏外ぎりぎり用だったか。後期の車載用で箱の中でガチャっとさして使うのもあったか。P005も開けてみたので比較ぼやきを次回にでも。

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飲んでがっかりMASTERS DREAMの缶の件

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The PREMIUM MALTS MASTERS DREAM缶 無濾過 天然水醸造 5% 4901777376564
いやはや、MASTERS DREAMと言えば、醸造家の夢という、以前小さい瓶で売っていた、ちょっと高いけど濃厚でうまいビールだったが、それの缶が売っていた。どんなものかと思って期待して買ってきたが・・・。これは瓶と別物だ。ほとんどうまくない。がっかりである。明らかに缶の味がする。これなら普通のプレモル缶のほうがましである。プレモルも、酒屋に行くと瓶が売っているが、瓶のプレモルはとてもうまい。クリアーな味である。やはり缶はいまいちのようだ。黒ビールなら缶の雑味に勝っているのであまり気にならないが、他のはだめだ。瓶ビールを飲んでしまうと元に戻れなくなる。

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さすが正統派日本製ACアダプタ

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DoCoMo ACアダプタ P002 〒91-55386 KYUSHU MITSUMI 入力 Ac 100V 11VA 50-60Hz 出力 DC5.8V 730mA 製造元 松下通信工業株式会社 中国製
いやはや、これはガラケーのACアダプター(充電器)であります。中国製造ですが、ミツミ製であります。これを始めてもらったとき、当時としてはとても小さく感じたものであります。プラグが収納できるにしてはこんな大きさで作れるのかと。この前通電してみたら、出力が出てこないので、どんななっているのかと早速開けてみました。電解でも膨らんでいるのかと思ったら、そんなことはない。なんと、小さいのに結構普通の部品でできております。電解は松下、日ケミ等まともなもので特に膨れも液漏れもない。典型的な電源の回路構成で、先のパチリチウム充電器とは全く別の次元の構成ですね。入力は規格もののモールドFUSE、360VのバリスタにLCフィルタも付いております。そして全波整流のブリッジ。発振回路は1石式かと思ったら、IP0222と刻印が。これはパナのMOSFET入りの電源ICですね。トランスに、フィードバック用のフォトカプラもあり、ちゃんとした電源でありました。プラグの刃の接触構造がうまいこと省スペースで実現されていますね。あえて立てているからこんなスペースで収まっているのでしょう。一次側と二次側の部品の間には隔壁用の樹脂ぺらもあります。唯一ちょっともう一考と言うところは線の引き出し口ですかね。UL収縮チューブで引き出し口を支えているのは、実用上は良いとしても見た目がいまいちですかね。
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このころのガラケーは充電電圧が5.8Vであるため、USBの5Vでは充電できない機種がありましたね。幅のある機種はUSBでも充電できました。基板の裏面であります。PSEが見本とすべきようなアートワークであります。必要な部分はちゃんと絶縁距離が取られていますね。これ自体は、PSE前の電安〒マーク品であります。ちゃんと形式認定番号も付いています。パチの根源、PSEで認定制でなくなったのは改悪と言うべきでありましょう。2次側の主要部品は裏面に直DIPされておりますね。これだけきれいでなぜ動かない? もしやプラグの刃が接触していないとかか? このころは機種変のたびにACアダプターもくれたので、今でも同類のがたくさんあります。このようなまともな内部構成であり、長持ちするので、コネクタを取ってしまって5V電源に流用したのもいくつかあったかな。軽く10年越えで動くACアダプタ。これが正統派日本製と言うべきものでありましょう。

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あやしいリチウム充電器の内部の件

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いやはや、先般の怪しいリチウム充電器の内部であります。倒れて収容できるプラグ部分も接点ばねに接触するようになっていたりして、思っていたよりはすっきりした印象でもありますが、何やら赤い線が一本あり。どこで絶縁しているんだか、一次側2次側という感じのないアートワークであります。実際トランスはありますが、パターンが近すぎてこれではULや電安は通らないでしょう。
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基板の部品面であります。赤い線は可動の接点金具につながっています。ボンドでとめたりしていないので、そのうち切れるのは必至でしょう。しかもなんとガさい金具のメッキ。ゴミみたいなメッキであります。基板上にはちゃんとトランスがありますね。これも型番は違うものの、半波整流1石発振1制御IC 式ですね。ICは珍しい形状の小さいDIPのICです。まあしかしこれだけの部品で、AC入力、極性自動判別の充電器がよくできるものであります。性能度外視、適当に当初だけ動けばOK、販売後故障するのは自然現象の大陸性割り切りにあっぱれであります。とりあえずこれでも動作はしていて、充電完了は電圧監視だけですので、しばらくしてある電圧になると一応止まります。300円いくらで文句を言ってもというところですかね。

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