« 銘鈑シリーズ その19 | トップページ | 歴代一番いけてなかったQwatchの件 »

Canonの電卓が壊れた件

Ls120wt
Canon 卓上電卓 W税率 LS-120WT ¥980-
いやはや、電卓が機嫌が悪い。電卓と言えば、CASIOかSHARPかCanonかSEIKOもあるかくらいだと思われるが、基本的にそれ以外の大陸製や無名のものはキータッチの信頼性が低く、ブラインドタッチできないから日本メーカー製しかないだろう。押したキーが入力されたか見ないとわからない電卓は使えない。しかし今回はそうではなく、表示がおかしい。よくあるLCDのセグメントの接触不良かと思ったが、そうでもない。桁設定等のスライドスイッチはないので接触不良でもなさそう。これはもう無理かな。しかし中身を見ずに捨てるわけにはいかない。太陽電池も付いているぞ・・・。ちなみに家族によると、故障の原因は、太陽フレアの異常による宇宙線をあびたからだとか。
Ls120wt_inside
中は綺麗である。腐食もない。安価な電卓の標準的な構造である。ベークの基板にダイレクトボンディングされている。キーパッド下に何か侵入しているのかと見たかったがは樹脂ピンが溶かして止めてあり、ばらすと元に戻らないだろう。まあどうせ廃棄だからあとで開けてみよう。日本メーカー名でも大陸製のデジタル置き時計の類は、中身の作りがおぞましいものが多いが、これくらい整然としてたら文句はない。上部には電池がはまっている。単にダイオードでボタン電池が常時接続になっているだけのようだ。
Ls120wt_batt
さすがに何年か経っているので電池は液漏れして白い結晶が出ていた。
Ls120wt_l1154f
電池はL1154Fと書いてある。なんだこれは? 見た目はLR44ぽいが。調べてみると何のことはないLR44の別型番のようだ。これを抜いてしまうと、真っ暗では動かない。当然だが。明るければなくても動く。税率の設定は電池を抜くと消えてしまうようだ。こんな4セルごときの太陽電池で動くとはすばらしいローパワーである。
Ls120wt_acf
LCDの接続は、かの欠陥カシオLCD時計に見せてやりたいほどきれいに張り付いているACFである。そう、ACFの熱圧着はこのような仕上がりでなくてはならない。1年やそこらで剥がれるのは明らかな工程の温度管理不良である。
さて、すでに廃番になっているようで高値が付いている。あえてこれを買うことはないだろう。980円くらいが適価である。

|

« 銘鈑シリーズ その19 | トップページ | 歴代一番いけてなかったQwatchの件 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 銘鈑シリーズ その19 | トップページ | 歴代一番いけてなかったQwatchの件 »