あやしいリチウム充電器の件

NoBrand Li-ion Battery Universal Charger / Model: HD-0688 / Input: AC100-240V 47-63Hz / Output: 3.7V/500mA / End of charge voltage 4.2V±1% / CE indoor use Double insulated ¥345-
いやはや、あやしいものシリーズであります。これは18650の危なそうなAC充電器であります。かなりちゃちいが一応充電できるというもの。内部はまた別にぼやきたいですが、例の類のシンプルな半波整流、1石発振回路、1ICの構成です。一応トランスが入っていて絶縁されています。

もちろんこのレベルではPSEはあっても偽物。そもそも書いていないので、身の丈の合ったラベルともいえます。それでもまあまあうまくできていて、プラグは可倒式で、線ではなく、基板上の金具に当たるようになっている。基本的には18650タイプの、単3と単2の中間みたいなサイズのセル用ですが、18650の電池は保護回路の有無で長さが色々あるためか、電池側の金具は可動するようになっています。見るからに安っぽいメッキと、スームースさとは全く無縁のギコギコした動きのスライド金具になっています。

傑作なのがこのラベル。サラリーマン川柳の類でしょうか。「Intelligence can be positive and negat I've charge」 だって。これはおそらく「Intelligence can be positive and negative charge」 なんでしょう。要は先般のリチウムポリマー充電器と同じで、どっち向けつないでも自動認識して充電できるということです。一応プラマイの絵は描いてあるものの、逆向けつないでも大丈夫です。18650は容量が2000mAhとか結構あるので、保護回路のない裸セルでショートとかするとかなり危険です。ゆえにこのどっちでもOKな仕様は良いですね。まあ、300円やそこらの充電器に文句を言っても仕方ないですかね。
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