怪しい廃価SSDとはこれ如何に
WUHAN HIKSTORAGE TECHNOLOGY CO.,LTD HS-SSD-C100 120G ¥1999-
いやはや、興味本位で買ってみた廃価SSDであります。武漢製であります。HIKVISONといえば、大陸では有名な監視カメラのメーカーですが、自社の録画装置向けに作っているのでしょうかね。水牛のデザインを緑にしたようなパッケージとラベルのデザインであります。写真ではわかりにくいですが、下のはintelのSSDです。なんと、横幅が標準サイズより1mmちょっとでかく、どちらか片側を基準にすると、コネクタ位置がずれていてピッタリな受けだと刺さらない。かなり適当な入れ物であります。なんとなれば中身を出して使えばよいですが。VOIDシールをガン無視して開封するとなんとシンプルな基板。
NANDも一つしかない。いまや1チップで120G=1Tbitもあるのか。安いのでDRAMは付いてないですね。コントローラーはMAXIOのが付いてます。ネットに載っているのにはSM(SiliconMotion)のが45度傾いて付いているのがありましたが、いくつかバージョンがあるようです。実装はそれなりには普通についているものの、NANDが超怪しい。HKN6T1TbAB132C1 と薄くレーザーマーキングされている。メーカー不明。つついてみると、巷の情報どおり、怪しいNANDであります。FIDがintelになってます。偽装でしょうか、工場レベルの横流しでしょうか。B級品でしょうか。しかもおどろいたことに、普通に動きますね。しかしこれにシステム入れて使う勇気あるかということですね。実験用とか評価用には良いかというところですね。年末年始前後に売ってましたが、今はまたどこも売ってないようです。まあ有名メーカー品でもこなれた値段で売ってますから、わざわざ怪しいものを買う必要もないですかね。
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コメント
こんにちは。基板はウインタブさんとこのと同じみたいですね。在庫処分品なのかな?
NANDはHIKSEMI謹製のIntel B16A 4Die1パッケージ品のようですね。
投稿: あきちゃん | 2023/01/08 14:52