意外にも満タンな廃インク箱の件

EPSON EP-806AW Waste Ink BOX 101% over
いやはや、インク怪の続きであります。前機種EP-802Aでは、まだ白いところが残っていた廃インク箱でありますが、思っていたよりも確かに満タンであり、警告はウソではなかったようです。さすがにヘッドクリーニングのし過ぎでありましょうか、それは、ヘッドクリーニングのアルゴリズムの問題でしょうか。

相当な吸収量であります。乾いていない液体の塊を持っているようで、ずっしりしております。押すとじゅるーと染み出してきます。いったい何本分のインクの量でありましょうか。実際に印刷に使っているインク量よりも、廃インクのほうが多そうであります。

そうこうしているうちにマゼンタがなくなってしまったので、交換してもまだかすれているので、廃インク箱にテスを1枚入れて一回ヘッドクリーニングしてみたところがこれであります。なんとティッシュ1枚がほぼべとべとになるほどの量が排出されています。しかもこの黒色からして、全色が無駄に吸引されて廃棄されている。1回のヘッドクリーニングでこれだけ浪費すると、持ちが悪いのも納得、すでに満タンなのも納得であります。これくらいの浪費スピードがないと、純正インクの販売量が伸びない。すなわちハードの開発費と原価が回収できない。6色セットで5000円6000円するインクをこんな垂れ流していては、庶民はやっていけません。なにせ現在現役使用中のEP-707Aなんか、購入価格が7700円ですから、ハードに一回分のインクがついていてインク+1000円で新品ハードとなると、脳内の計算が成立いたしません。そこにうまいことできているのが、インクが変更されていて使いまわせないこと。少なくともECOなんていう概念がよぎると、思考不能であります。へたすると、インクセットより本体(もちろん初回インク付き)のほうが安かったりして。
この全色一揆廃インク動作からすると、ちまちま一色ずつ交換するより、まとめて交換した方が無駄インクが少ないですね。その点はブラザーの色別クリーニングのほうがユーザー視点で好感が持てます。
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