ごみカセットテープを買ってしまったの巻

HDAT60N1P 4984279330166 ゴミ代¥110- made in china
いやはや、とんでもないごみを買ってしまった。いまだかつてここまでひどいカセットテープは見たことがない。しばらく前までは100均でもマクセルのとかまともなカセットが売っていたが、これはどうにもならない。磁気研究所といえば、秋葉の公園の前にあった、かつては怪しい3.5インチの2DDのフロッピーディスクでお世話になったが、こんなひどいものを売ってはいけない。カセットテープといえば、日本製ビデオテープと並んで、全盛期はすべてが日本製であったと思われ、ケースやハーフ、シールやパッケージに至るまでとても高い品質を誇っていた。その見慣れた目で見るとこれはゴミだ。詳細はまた拡大するとして、いけていない点を並べだしたら切りがない。ケース・・・いまだかつてこんな成型のいびつでむらだらけでまともに開かないケースを見たことがない。ハーフ・・・樹脂の硬さがない。ポリプロピレンだろうか。寸法精度が出ていない。フィリップスの標準寸法から逸脱していると思われる。上と下のハーフがぴったり合っていない。摩擦が大きく、早送り巻き戻しすると、がーがー騒ぎ出す。テープの走行経路ががたがたである。ダブルキャプスタンのデッキにかけると、ハーフのバリに引っかかってテープが折れて走ってしまう。元からボソボソノイズが入っている。磁性体がやたら薄い。まともに走らないので録音すらできない。だめだこれは。ガさいラジカセのほうが適当に走るかもしれない。しかしテープのベースがふにゃふにゃなのですぐ切れるのではないかと思われる。21世紀になって、ここまでひどいカセットテープが生産されるとは悲しい。つづく。
いやぁ、そういや2年ほど前のstereoにUDカセットが付録で付いていたらしいね。全然知らんかったわ。残念。
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