FastTrackPro観察

M-Audio Fast Track Pro inside structure
いやはや、思えばだいぶん前にもばらした気もしてきましたが、電解交換に伴い再度観察であります。なんと言いますか、非常に厳重な構造をしており、ばらすのが大変。上下基板のスタッキングは、2.54ピッチの接触面積の広いHIFがささっており、接触は良好。基板のアートワークもこなれており、うまく作っているなと言うのが見えます。

ただ、電解がイマイチ。山ほど並んでいるのはファントム電源用のチャージポンプであります。これは使っていないので要らないですが。こんな小さい安い製品ながら、ファントムが付いていたり、MIDIポートがあったり、キヤノンが刺さったりと、セミプロユースなんですかね。しかしこの、真ん中に標準プラグのささるキヤノンジャックはよく考えましたなぁ。始め、なんで真ん中に穴が開いているのだろうと思っていたら、なんと標準プラグが刺さるとは・・・。感心しました。
USBのバスパワーでも動くのですが、さすがに貧弱、DCジャックが付いていて、5Vの3端子が付いているゆえ、9Vくらいを入れると内部はちょうど5Vになる。そうすると、ガサガサ言いだすので、5Vの膨れている電解が怪しいですね。
| 固定リンク | 0
コメント