LED電球が10年持つわけがないとはこれ如何に

Panasonic LDA6D-E17/D/BH 2500円以上したと思う
いやはや、これは、2010年くらいに買ったLED電球であります。E17でアルミケースで、斜め光源になっていて、角度が変えられるやつです。E17のミニクリプトンの斜めに球がつくダウンライトに付けていました。その前はE17の小型の電球型蛍光灯が付いてましたが、これは5年くらい点いていて、だいぶん黒くなったので交換したものでした。ところが1年もしないうちに点滅したり暗くなったりと、悲しい状況。それ以降、ある時期からLED電球の保証が5年になって、申告すれば交換してくれるそうですが、これはその該当LOT前のものです。

まあ、LED電球が流通しだした頃に、中の人たちは、5年とか10年とか交換不要とか、そんなん言って大丈夫なのと思っていましたが、やはり不安は的中しました。とくにLED電球と電球型蛍光灯を比べた場合、LEDはあまり効率が良いわけではないので消費電力的には蛍光灯を交換するメリットはありませんでした。ゆえに、LED電球が出だして電球型蛍光灯が安売りされていた時には結構電球型蛍光灯を確保しました。電球型蛍光灯は切磋琢磨されて不良も少なくほぼ完成型だったからです。それに対してLED電球は、3流メーカーまでが大陸に作らせて売り始めたため、初期不良やらすぐ切れるやらざらだったでしょう。高いのに何が交換不要かと。これもそのうち分解しようと置いてあったのですが、やっとばらしました。先人の分解状態を見せていただいて、あまり割らずに分解できました。ガラスの部分のアルミと、口金側のアルミは、挟んでねじると抜けました。なお、現在ダウンライトは、LEDの器具に換えてしまいました。何しろこの電球より安いし熱の問題もないからです。

さて、ばらしてテープ巻きの電解を見て愕然。どうしたPanasonic、留守電のACアダプターと言い、なぜ自社製や国産メーカーを使わない。電球型蛍光灯での学びは世代交代で消え伏せたのか。Panasonicの電球にSAMXONとはこれ如何に。大陸製の電解は絶対だめです。これさえルビコンしておけばいらぬ負債は無かったでしょうに。次回はたぶん容量抜けしているこのパチコンをつついてみます。
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