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ペンライトを治そう

Uvpenlight_broken
いつ買ったのか解らないUVのペンライト 370nmあたりのやつ単4x1本仕様
いやはや、ずっと治そうと思っていたペンライトの修理です。郵便のUVコードや、パスポートの隠し写真もよく見えるので、370nm台のやつかと思います。繊維の蛍光染料ももろ光ります。当初からボールペンで言うノックのところにあるオルタネートのスイッチの動きがイマイチで、点きっぱなしになったりしていたのですが、だましだまし使っておりました。たまに電池が放電したりしているので、詰め物をしたりしていたものの、いい加減治そうと、まずばらしました。押し込んであるのでそのままは治らないだろうと、穴を開けて引っ張り出しました。スリーブはアルミなのでほるにはもったいない。案の定、ラチェットで回転するはずの薄い金属板が曲がっていました。これが無傷でばらせたら元に戻せたかも知れませんが、破壊したのでそれはそれ、代用のスイッチを検討。
Miyama_ms028r_builtin
ここでもミヤマのスイッチが活躍です。オルタネートのon/offスイッチMS-028の赤を採用。税抜き199円。ごついですが、その動作は確実。カチャカチャ感も適度に硬く気持ちがよい。これをキャップのスリーブに突っ込むと、おっと、なんとぴったり。元のバネを引っ張って延ばしてシリコンチューブで絶縁して電池への接点に。反対側は裸の線をぶら下げてケースに接触させる。
Recovery_penlightwithms028
見事なもろスイッチなペンライトが復元できました。マイクロピペットのような、握り親指制御がカチカチ気持ちよいものとなりました。

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