全くごくらくでないビデオ
いやはや、これはSONYのごくらくビデオの一種であります。とうとう、動かなくなったわけですが、これ、調べようにも、これまた動いたままメカや基板を見るのが超困難。修理には全くごくらくでないビデオであります。製造的には確かに良くできているのかも知れない。メカにハーネスレスで基板をはめ込んでネジ止めしたら繋がる。完全自動機組立もできそう。そう、このビデオ、線がほぼないんです。全部の接点が基板をはめ込むことで繋がるようになっている。ということは、基板を外すと全く動かない。基板を外さないと、メカの裏の動きが見えない。動いたまま基板の部品面をつつくことは、このままでは不可能。
おそらく当時の修理用には、各SSに、何かしらこの二つを中継するような治具が配布されていたのでしょう。接点のみならず、VHSのテープエンドの赤外センサーも基板側にあるので、これまた実質どうやってつついたらよいのか。ごくらくどころか、どろぬまビデオていう感じですね。まあ上からみている感じでは、ローディングまわりの樹脂のギア類は割れてる風ではないが・・・、この世代が、ピンチローラーが上下してテープをキャプスタンに持ってくるタイプの最後のころでしょうかね。その分まだメカがやや複雑。ベルトはゴムでなく、歯付きのタイミングベルトのようなやつで伸びていないのでまだいけそうなんですが・・・・。これは調べるの大変。
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