暗くなってきたダウンライトのLED
TOSHIBA ID-7366S + Panasonic LDA6D-E17/D/BH
いやはや、洗面所のダウンライトのLED電球が暗くなってきた。始めはめちゃ明るいクリプトン球が付いていたが、電気を食いすぎるので、電球型蛍光灯をつけて6~7年動いていた。その後、一つだけ先が回転するパナのLED電球に替えたのだけれど、40000時間といいつつ、5000時間位で暗くなってきた。この型式は、断熱タイプ非対応、調光対応のものだ。E17の口金に回路が詰めてあるので、動作条件としては厳しいと思われるが、それでもちょっと短命かな。まあ、初期のLED電球やシーリングライトは10年とか騙されて高い費用を出して人柱に走った貴兄も多いようだが、そもそもパチの回路部品がそんな持つはずはなく、せいぜい2年持てばよい方ではというのがその筋の見解だったが正解だった。既に白熱球でなく、電球型蛍光灯に替えている場合は、十分と言っていいほど省電力であり、これが壊れてから交換すればよいことである。だいたい10年ほど前の電球型蛍光灯はノウハウが整ってきた時期であり、結構持つものが多かった感じだ。ここにつけていたE17の日立の球ももっと早く切れるかと思ったが案外持っていた。これについては別にまた書こう。さて、パナのこのLED球だが、買って1年くらいなら文句言おうかと思ったのだが、調べるとすでに4年以上経っており、中身の何が劣化しているのか見てみたいところだ。短命の場合、電話すると交換してくれるらしいが、中には調光タイプを非調光で使って、タイプがあっていないから壊れたとか嘘を言われている人もいる。LED電球の分解については既に先駆者がおられ、パナは構造的にはあまり良くないのだとか。わたくし的には最近のパナは使っている部品がパチなのだと思う。一番問題は、断熱構造の器具で非対応のこの電球を使ったどうかが熱的に重要だが、この東芝の器具はS-GIマークが付いていて、北海道地区の密閉高断熱構造でも使えるタイプになっている。そういう風に施工されていたら確かに非対応な器具につけていることになるが、結構手抜きなマンションのグラスウール施工ではダウンライトの上には断熱材がない、ゆえに断熱材施工のダウンライトにはあたらないのだが、このGIマークだけを下から見て器具の種類を申告したら使い方が悪いと言うことになるだろう。器具の裏面は断熱仕様に耐えるように結構隙間が作られている。これらの断熱構造の違いは、日本照明器具工業会規格のJIL 5002に書いてあるらしいが、有料でなかなかJISのようにころがっておらず原本は見たことがないが、図はタロトデンキのこの資料がとても解りやすい。写真はこの器具の裏側である。電球は横向きに付くので真下向きに付くものよりは有利にも見える。たとえばパチな白熱球なんかだと下向きにぶら下げると、ソケットのハンダが自分の熱で溶けて、ソケットを残してガラスの部分だけ落ちてきたことがある。下向きではそれだけ熱がこもると言うことだ。
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