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へたれの電源を治そう

Krpwp630w85_insideいやはや、これがへたれの玄人志向のKRPWP630であります。わりとすっきりできている方でしょうかね。奥に見える縦に入っている基板は、5V,12Vのコネクタパネルの基板であります。しかしこの大きさのトランスでなんで+12V50Aなんて言う電流が取れるのでしょうね。60Hzのトランスの感覚ではあり得ない大きさであります。ぐぐるといくつかATX電源の回路図も転がっておりますが、大体同じ様な構成と言いますか、日本人感覚でいう、多出力電源の作りとは一線を画しているというか、こんなので、出力電圧が仕様の範囲に入るのかいなというような、大抵は、3.3Vのみでフィードバックがかかっており、それ以外の5Vと12Vは単に整流しているだけ、-5Vは3端子、STANBYは小さいトランスで別回路というのが多いようです。
Teapo_alconそう言う意味ではCPUはマザーボード側にローカル電源があるのでよいとしても、HDDやらドライブの類は、よくこんな不安定な+5Vと+12Vで動いているもんであります。さて、この電源は電解が全部TEAPO製ですね。それほど悪いメーカーではない印象ですが、+5Vの出力を見てみると、全く平滑されていない。つまり電解が容量抜けで空のようです。頭にキズのあるのがあるので穴が開いていて蒸発してしまったのか、高々数年で未使用で抜けてしまうとは悲しい電解であります。ここを替えたら治るか否か。さあどうでしょう。

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