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クリンスイの水漏れを直そう(A501ZC編)

A501zcいやはや、これはクリンスイのビルトイン浄水器の蛇口(専用水栓)A501ZCであります。こちらも10年経つと、ぽたぽたと水漏れが止まらなくなってまいりました。ばらす前にググってみると、A601,A601EXのスピンドルと言われるバルブの部分の部品は、純正だと3800円とかするものの、その部分だけ入手は可能。KAKUDAIの相当品と同じだと、これまたライダーにしぇんいくらで売っているが、601と601EXが同じなのかどうかはやや怪しい感じ。でもうちの501に関してはあまり情報がないような。こちらもクリンスイのHPで部品図を見ると、スピンドルはA5-3というもので、3500円とな。落点で、一店これを仲介してくれる店があって、直より安そうだったけれども、これが絶対いるのかどうかはまあ見てからにすることに。A501zc_2まずは分岐栓のところを絞って水を止めて、スピンドルを外してみる・・・。これがまた、分岐栓が変な角度で付いていて、マイナスドライバーが素直に入らないのでうまく回らない。元栓を閉めた方が早いかとも思いつつ、なんとか締めて緩める・・・。これがまた、めちゃくちゃ固い。しょぼいスパナでは緩まんでしょうな。300mmのモンキーでも流しの天板が曲がりそう。ねちっとやると天板の方が行ってしまいそうで、若干叩いて衝撃力で緩めないとはずれないような感じですね。ようやくはずれましたが、見れば普通の蛇口に近い構造のような。A501zc_3外してみると、スピンドルの裏のパッキンは、13mmのコマにそっくり。コマがはずれるのかと思ったものの、コマが嵌っているのではなく、パッキンはナットで止まっているだけだった。これ以外にOリングが2カ所あり、1つはやたらに固かったスピンドルのネジの外周と、スピンドルの内側のネジのところにあるもの。スピンドルの内側は、シリコングリスがいっぱい付いていて、蛇口の取っ手というかレバーの軸のネジとつながっている。A501zc_4この写真は、スピンドルは分解せずにパッキンだけ外してみたところ。ということは、このパッキンを交換したら治るのではないのか。Oリングはまだ持ちそうだが、だめだとしても普通のぽいので、同じサイズのを買ってくれば治りそう。スピンドル自体は真鍮製なので、よほどのことがない限りは壊れそうにない。コマのパッキンだけの手持ちがなかったので、外して付けてみることに。ぴったりなので、これなら5個200円くらいで売っている13mm用のパッキンでよさそう。A501zc_5新品の13mmのコマ(左)とついてたやつ(右)では、それほど減っているかと言う程度の違いではあるものの、角の肩の部分が減っており、ここがあるのとないのとでは締まりがちがう感じだ。コマのパッキンを取り付けて元に戻してみたところ、なんのことはないちゃんと止まるようになった。慌ててスピンドル丸ごと発注しなくて良かった。というわけで、A501の方は、13mmの普通のパッキンひとつで簡単に治ることがわかった。ノズルの部分も外して掃除したかったのだが、これまた300mmのモンキーでは嵌らなく、ギザギザのあるレンチでやると傷が付くし、2つで挟んで回さないと天板がもげそうであり、あて板なりうまく挟む方法を考えてから緩めてみよう。今回の修理は手持ちのコマを使ったので追加費用ゼロだった。

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