冷蔵庫に氷河期到来その4
いやはや、続きであります。ちゃんと予定時刻に修理の人がやってきました。がたがた何を持ってきたのかと思ったら、パネルの入った箱と基板の入った箱を持ってきていた。なかなか冷蔵庫の修理といっても、中身を出したり廻りを片付けたりしてくれている家は少ないのだと思うが、そのあたりはやや同業者でもあり、こちらもよくわかっているので朝から中身をクーラーボックスに移して出して、トレーなどの内装も掃除を兼ねて外して、さらに転倒防止のベルトも外してすぐに見られるように準備していた。まず見ますと言うことで、霜と氷の状況を見せると、わかりましたと言うことで、パネルと基板を持ち込んできてばらしが始まった。自前での氷溶かしは発泡スチロールを割らないように丁寧にやっていたが、新品パネルがあればバキッと割って外して簡単だ。またドライヤーとかしょぼいもので溶かし始めたら登場させようとでかいスチームクリーナーも暖めておいたのだが、ちゃんと解凍用のスチームクリーナーも持ってきておられた。今回の氷河期はまだ期間が短かったので氷の成長もまだまだで、解氷は結構早かった。パネルの交換と、基板の交換は30分足らずで終了した。
あとから見てみると、ジョーシンの5年保証に一応入っていた。しかし日本製のまともな冷蔵庫の場合、よほどのことがない限り5年程度では壊れないので、入るなら最近大手では無料でも加入できる10年が妥当だろう。ましてや、天下の松下の日本製の冷蔵庫が10年持たないなんてあり得ない。また冷蔵庫の場合コンプレッサー系や、最近の機種に付いている庫内のファンはもともと5年保証なのでますますお店の5年保証は意味がないかもしれない。そして、部品の保有期間は製造中止から9年だ。しかし最近のコンプレッサーはインバーター制御であり、基板がないと動きもしないゆえ、制御回路も含めるべきだと思うが、メカ系以外は5年にならないのかもしれない。そして肝心の修理代はなんと無料だった。当社担当分は無償修理と書いてあった。ありがとう松下。
怪しいまね商品は結局トラブルから出さないに越したことはない。ナノイーで懲りたはずだ。ナノイー素子交換不要だなんて、大嘘過大広告は、公正取引委員会の勧告レベルを超えている。 さて、冷蔵庫。あと何年動いてくれるだろうか。
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