俺たちの朝#41(薩摩の海とカツオ節とああ青春)
いやはや、永らく中断していた俺たちの朝、回想シリーズ41回目であります。最終回まであと8回であります。今回は鹿児島の城山観光ホテルを舞台にした続きであります。オッスとカーコとチューちゃんはここでバイトしているわけですが、またまたオッスがいろんなそしてマイをやらかしてくれるのであります。ホテルはタイアップでしょうか、そのまま出ておりますね。ある日、極楽寺のホームで孝一くんがスランプに陥っております。そして家出するのであります。大家さんの穂積氏が大丈夫かと思うくらい猛ダッシュして走っております。孝一くんは大学なんて何の役に立つんだ、フーテンのオッスなんか定職にも就かず気ままに暮らしているじゃないかと。ヒッピーのオッスを見習ってはいけませんが、そしてオッスから届いた絵はがきを見て鹿児島に行くのでした。鹿児島ではラサールに転校した佐野くんがのびのびと陸上をやっているのを目の当たりにします。そんな中、またまたちゃらおのオッスは、バイトの市場でしゃしゃり出て海はいいなぁと言いながら漁船をいけすに衝突させて魚を逃がしてしまって怒られてへこんでそしてマイであります。、3人と合流した孝一くんは、鰹節工場の工場長である、今はなき若き頃の左右田一平さんに仕事をさせてくれと懇願しますが、張り切りすぎてこんどは、工場長に蒸気を浴びせて怪我を負わせてしまい、さらに落ち込みそしてマイ。これは、鹿児島の市電でしょうか。この時点でもかなり古そうですが、味のある車両でありますね。残念ながら鹿児島は行ったことがないのですが、地図を見ると結構な距離を走っているような。そして、それを聞いたオッスは、ホテルのビアジョッキ運びもそこそこに、鰹節工場に孝一くんの代わりというか償いの意味も込めて働きに行くのでありました。まったくお節介というか、廻りの状況が全く見えないというか、イノシシ型というか、オッスとカーコとチューちゃんの性格の対比がとても面白く描かれているのでありました。そして、孝一くんはあまりのオッスのばかさ加減に愛想尽きたのか、はたまたオッスの一途な人想いに感動してスランプから脱したのか、鎌倉に飛行機で帰っていくのでありました。オッスのそしてマイを心配したカーコとチューちゃんはオッスのバイトを肩代わりして、オッスを御飯に誘うのでした。単純なオッスは、山ほど食べるぞと喜ぶのでありました。
鹿児島では花の湯の代わりに岩崎鉱泉というお風呂屋さんが登場。実在したのかどうかは不明ですが、映っている感じではそのままのような感じですね。
今回の一句は、「いろんな土地で いろんな人間が 懸命に生きている やらなければ・・・」であります。
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