今さらのネットブックで遊ぼう・その2
いやはや、今さらAsoneしかもラインナップからも消されているかもしれないAOA150でありますが、かなり試行錯誤してまとめ上げたnetbookカテゴリ初期の頃のかも知れません。それでも基板レビジョンはFとなっていてノージャンですから、苦労の跡がうかがわれます。しかしなんと言ってもPC/AT互換を3万やそこらで成し遂げなくてはならない製品ゆえ、コストのかけられないところはけちられていて、やはりそこがアザになります。さすがに10万越えのノートになると、FANの音やら放熱特性やらも結構な構造であったりしますが、なんとちんけなペラアルミのヒートシンクにいつ止まってもおかしくないようなSUNONのチーチーファンではありませぬか。こんな0.5tのようなアルミでは、局所的に熱くなってしまって導熱性が足らないでしょう。しかもファンはよいとして風をひっかけるフィンがない。裏蓋に樹脂成形で造作されたリブによって、裏面の各所の穴から空気を吸い込んで、このCPUとCHIPSETの上を通して横から漏れ出すように冷却しているようです。これではmemtestで飛んでしまうのもうなずきですか。
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