たそがれ
いやはや、お空シリーズであります。これは20日のお空。ようやく涼しくなって、肌寒い空気が心地良いですなぁ・・・。これは20Dですが、だいぶんゴミが見えております。掃除しないといけませんわ。
フィラグリン遺伝子のTVをやっていた。昨年秋あたりからいろいろ記事を見かけますね。わたくし真のアトピーであります。メカニズムが解明されていくことは良いことですが、そのメカニズムは特に目新しいことではなく、過去から実感していることであります。まず皮膚の生理が普通の人と明らかに異なっている。普通少々摩擦しても皮膚表面はある程度耐えるものですが、たとえばセロテープのようなもので表面をはぎ取ると、数回で血が出るところまで剥離されてしまいます。つまり皮膚の組成が明らかに普通とは異なっている。しかもその再生は非常に速い。一晩あれば復活するくらい。その時非常に体力を消耗する。それは、外的な要因とそのアレルギー反応だけで起きているとは考えにくく明らかに遺伝的なものつまり遺伝子自体が異なっていると思われますね。それを変えることができれば治るのでしょうが。ステロイド軟膏をうまく潤沢に塗ると症状が改善することも紹介されていました。それも当然であって、ステロイド軟膏は良く効きくし明確に改善します。しかし問題は、治った状態をどうやって維持し続けるかが難しいのですが、それが表現されていない。同じように使い続ければその無抵抗な皮膚表面ゆえ、てきめんに感染症に移行します。そうなると今度はステロイドが使えない。弱いものに換えたとしても常用すると今度は効かなくなってくる。ゆえにやはり周期的に症状が悪化してもそれを都度対処して行くしかないのかと思いますが、往々にして皮膚科の先生はある程度症例には対面されているものの、自ら経験されていないので、特に経験の浅い先生と特に皮膚科になりたくてなられたのではないなと初対面でわかる先生などの場合は、お決まりの対処例を述べられるだけでそれ以上対話しても無駄かなと思うことが多いですね。お薬だけもらえればよいのでまあ良いのですがね。
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