10倍持たない英式バルブ
いやはや、上はいわゆる虫ゴム付きの英式バルブ(ちょっとゴムが長めだが)、下はダイ粗の10倍長持ちという虫ゴムの要らない英式バルブでありまする。虫ゴム不要の方は、バルブの中を移動するゴムか樹脂かが入っていて、内部の空気圧で押し上げられることで空気を止めるわけですが、一見コンパクトで良さげであり、ゴムの劣化がない(?)ので虫ゴムの交換が不要で10倍長持ちという謳い文句ながら・・・。全く使えないわけではないものの、初期的には使えていても、往々にして中の樹脂なのかゴムなのかが固着してしまい、相当な空気圧をかけても中に空気が入ってくれない。棒を突っ込んで移動させると一時的に離れるもの、またまた内圧に押されて貼り付いてしまう。空気が入ってくれない。これはだめだわ。10倍どころか、ゴムを交換できないので1/10位しか使えない感覚であり、やはり安価な虫ゴムを定期的に交換するのが簡単かつ確実で宜しいようであります。ちなみに、虫ゴムを長めに嵌めておくと、出先でトラブっても少しゴムを詰めれば直せるというメリットがあるのです。
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