電話機を治そう(パネルの修理)
いやはや、これはパナの電話機である。もう10年くらい前のものだが、当時4万いくらしていて、電話機ごときにそんな出すのかと目が点になりつつ仕方なく買った記憶がある。しかし、扱いが雑いのか、パネルの上にものを落としてヒビが入ってしまった。液晶までは割れなかったので、機能的には問題なく、そのまま使っていたのだが、その後FAX受信機能のあるのを買ったので眠っていた。最近いまだIT縄文期の家からナンバーディスプレイができる電話機の需要があって、これをお下がりに出すことにした。
そのままでも動くのだが、どうもみっともないので、転がっていたアクリル板をカットして貼り替えることにした。ノングレア加工済みの結構綺麗なサンプルの切れ端である。のっぺらぼうもなんか寂しいので、透明テプラでロゴと型番も作ってみた。おお、まあまあいい感じか。両面テープが丸見えだが・・・。しかしここまでやるなら、タミヤのアクリルカラーのクロムシルバーあたりを裏からペイントして貼り付けたら完璧だったか。そこまでやるかどうかは少し考えよう。
さて、この電話機の利点は、無線子機がPHS仕様であることだ。しかしPHSは結構な購入金を払っているのに、当初は電話機を回収されてしまったから残っていない。ドコモに吸収されてからは回収されなくなったので、CFのPHSカードやホームアンテナなんかも残っているが今や使い道がない。PHS機があれば子機として登録できたりする。何よりPHS子機の利点は、音が良いのと、無線LANに妨害されないことだろう。この頃は0088のACR機能が全盛で、この電話機は回線につなぐと勝手に0088につなぎに行く。今や0088もソフトバンクに吸収されてしまったから、もともとがJR回線を使った日本テレコムだった事なんてだれも知らないのかも。そして着信メロディーの配信とか、電話機でeメールがやりとりできるとか、そんなサービスは既に消えている。そのへんの機能は使えないが、ナンバーディスプレイは動くので、漢字表示もできるしまあ使えなくはないかな。欠点は携帯番号にだけ0039とかの付加番号を追加したりできないところか。0039なんかをつけた番号を登録すればよいが、そうするとナンバーディスプレイにヒットしないので、つけていない番号も登録しておかないといけない。もう一つ面白い機能は、子機のスタンドにモジュラコネクタが付いていて、子機を経由してたとえばケーブルテレビやらスカパーのテレビの電話端子とつなぐと、アナログ中継してくれるモデム端子が付いていることか。まあ昨今はLANの常時接続が普通になってきたこともあり、ビデオもLANのあるものは電話端子は省略されているから使うこともないか。
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