風のこない扇風機
Liflex KC-186
いやはや、今年は扇風機が品薄になるのだろうか。暖房の場合は、どこかの市役所のように、暖房の温度を下げて効率の良いヒートポンプエアコンの暖房をあえて使わずに、みんなで机の下に最も効率の悪い暖房器具である赤外線電熱ヒーターを持参して、膨大な電力を消費して電源を飛ばしてパソコンもパーと言う踏んだり蹴ったりな事態になるのだろうけれども、冷房の場合は、たとえば10Aあれば、弱の小さい扇風機が10Wだとすると、100台動かせる。効率の良い最近のエアコンでもでかいものは夏場1℃違うと軽く1KWくらい違うと思われ、冷房の温度を1℃上げて、作業効率50%ダウンではこれまた踏んだり蹴ったりそしてマイであり、何とかして頭を働かせられる環境を作らないといけない。そうなると言われるように扇風機は悪くないだろう。しかしながら、いけてない扇風機が売られているので要注意だ。
これは、少し前のモデルだが、コーナンに売っていた、Lifelexのクリップファンで、ユアサプライムスと言うところが出していたものだ。クリップファンなのに、首振り機構が付いている優れものと思ったのだが、これはパチだった。
何が悪いかというと、プロペラの設計が、だめというか、おもちゃである。廻っているだけで風が来ない。どちらかというと、プロペラの回りの風はかき回しているようだが、1m先にも風が来ない。たとえば、前に登場したハネウェルのサーバールームのファンなんかは、5m離れても風が飛んでくるのだが、これほどいいかげんなプロペラの扇風機ははじめてだ。暖めて少し曲げてみようかとも思っているが、風が前に来ないので、首振り自体も何の役にも立たない。それゆえ、購入にはよーく見て、できたら回してみて少し離れて風が来ることを確認して購入しよう。
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