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俺たちの朝#38 (能登の海とウマの骨と涙の父)

Oreasa38_kameyaいやはや、1枚に2話入っているので、続きである。あったねぇこの話。金沢にやってきて、能登の海で海の家をやるのだけれども、それも志半ばで挫かれるのである。撮影の時間帯が朝なのか、どんよりしたいかにも能登という感じの曇り空の海が映っているのが印象的だ。羽咋(はくい)駅も登場する。海の家「かめや」である。Oreasa38_seacar砂浜を車で走れることで有名な千里浜なぎさドライブウェイ?も登場する。今でも走れるのだろうか。一発車が錆びそうだが・・・。カーコはA級ライセンスとあって、運転されている。このハードトップの車のテール、昔はよく見たがなんでしたかいな。三菱の初代ギャランラムダでしょうか。前からいっちゃんと妹が乗り付けるシーンもあります。海の家に車で乗り付けられるというのはここだけかも。Oreasa38_kako結局、この回のお話は、カーコと仲の悪いお母さんが、オッスに目をつけて、オッスをよその旅館の婿に紹介しようとしているうちに、大滝父に言われて、カーコの婿にしてしまおうという強引なお話。チューちゃんはのけ者にされてすねてしまう。二人にされたオッスは、カーコを横に、「こんなやつこんなやつと・・・」とまたつい口に出すのである。カーコは無神経な母の行動と、オッスの態度に涙する。Oreasa38_father大滝さんがこれまた、官房長と演じていた、キンチョウのくだらんCMに匹敵する、普段尻にひかれている母に対する、迫真のここ一番の憤慨シーンである。すばらしい。
オッスたちは、早々に海の家をたたまされ、追い返されるのであるが、そのまま去ってくれと言うカーコ母の言葉に逆らい、Oreasa38_raichoのけ者にされたにもかかわらずお人好しのチューちゃんは海の家の商品を返品して片付けてその代金まで家に届けてから帰るのであった。おっと、これはちょっとぶれたが、金沢駅での雷鳥とDD51557の2ショットですね。 オッスもチューちゃんもホームでカーコが来るのではないかとそわそわ間際まで待つのである。来るわけないだろうと言い合いながら。Oreasa38_poemそしてホームには来なかったが、カーコは同じ電車に飛び乗ってきていたのである。3人で東京に(まあ鎌倉だが、金沢から見れば東京だ)帰ろう。そして封筒に入ったアルバイト代には10万円が加算されていたのである。「淋しさが せつなさが また俺たちを 離れがたくしてしまう」である。

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