「あいつ」Roy Budd/Get Carter
いやはや、な、な、なんとなつかしい。これは、昔FM大阪(関西では)で23:45からやっていた、TOYOTA提供の日下武史氏の「あいつ」のテーマ曲ではないの。これがGet Carterのテーマ曲だというのは知らなかった。スタローンのリメイク版ではなくて、この元祖のGet Carterが見てみたいものだけれども、やってないねぇ。この雰囲気からして正に謎の円盤UFOの時代である。YouTubeを見ていたら偶然、すごいものを見てしまった。そうかこれがRoy Buddだったのか。なんと、映像に合わせて音入れを一発本番でやっているVがアップされていた。これである。なんと、このもの悲しい音のハープシコードとピアノなどを並べて一人で弾いておられる。既に他界されているが、即興なのか?やっとこれらの情報が結びついた。
さっそくCDを買ってみたら、ジャケットの写真の違う、UK盤が送ってきた。中身は同じみたいだが・・・。ちなみにアマゾンライダーjapanでは試聴できないが、US-amazonでは大抵のものが試聴ができる。こちらである
なんと、懐かしすぎて参ってしまったわ。いやしかし、昨今のAM深夜番組類化したFM放送に比べてかつてのFM放送は特徴的なすばらしい番組が多かった。この「あいつ」にしても、小室等の音楽夜話にしても、当時の城達也のJETSTREAMにしてもNHKのクロスオーバーイレブンにしても、毎夜それらを一通り聞いてこそ、眠りにつけるというものであったのである。そのなかでもこの「あいつ」は非常に印象的で、この特徴のあるテーマ曲と日下武史氏の語りがなんとも言えなかった。まだ全部のカセットを発掘していないが、残ってないかなぁ・・・。今度もっと持ってこよう。てな訳で、全然知らない人にはなんのことか分からないと思いますが、一部の人たちには頷いてもらえたことでしょう。
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コメント
こんばんわ。
コメント&共感いただきありがとうございます。
民放も、NHKのサウンドストリートのアーカイブ公開みたいなことをやってくれたら涙ものなんですが。
投稿: nori-san | 2010/05/09 23:12
深く深く深く同意します。
自分もリアルタイムで『あいつ』を聞いていました。
奇妙に頭の芯深くに刻まれています。
こんな素敵な、なんというのか『秘密結社?』単なるラジオドラマではなかったです。
日常では感じない、特別の世界、、。
聞いていた人にはわかるはず。
当時20歳前後で、、この番組はとても大人の世界に感じました。
この30年心で思っていましたが、検索してみると沢山の人が熱い想いを書かれているのに驚き、、また懐かしい思いがしました。
感謝をこめてメールします。
投稿: ムーミン谷のチンク | 2010/05/07 00:27