パチインクの退色
いやはや、マンモスである。最近パチインクも複数の製造元があり、それぞれいけていなさそうな特徴があるが、値段は競争ゆえか安くなっており、6色セットで2千円ほどになってきた。使い捨て印刷にはリーズナブルな時代にやっとなってきたと言えよう。黒の文書なんかはまま退色しても知れているので、パチインクでじゅうぶんだろう。しかし写真プリントはどうかというと、年末に買ったパチインクで印刷したのをお部屋に貼ってあったものと、再度印刷し直したものを比べると、パチインクは青が消えていっているというのか、全体に茶色くなってしまった。半年程度でここまで退色するとはやや悲しい。純正インクはどうかというと、インクを替えてしまっているので同時期に同じものは印刷できていないが、一緒に貼ってあったものは既に1年以上経っているがまだ茶色くはなっていない。さらに一緒に貼ってある、レーザー印画紙は全く綺麗なままで、その耐久性を誇示している。特に直射日光が当たっているわけではないが、蛍光灯程度でもここまで退色する場合もあるようだ。価格競争ゆえさらにパチなインクが今後充填されていると思われ、やはり写真印刷するならつよインクと称するだけのことはある純正インクを入れるしかないだろう。
左側が色あせた方である。左のやや上よりに丸い色の違う部分があるが、これはマグネットクリップが重なっていた部分である。ゆえに、印刷してアルバム等に仕舞ってあれば、まだいくらか退色はましと言うことだ。
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