★★★★☆
いやはや、テレビで映画鑑賞の続きである。これはまた、意味深な映画である。アルゼンチンの映画だそうな。とはいえ、なかなか良くできており、なまなましく憤りのやり場のなさを表現されている。どこにでもある裏で要領よく甘い汁を吸っている連中・・・。それぞれ今できることにひたすらこだわる人々。行き着く場がなく強盗と化してしまう人たち。
今の世界の状況をこの時点で先取りしていたかのような内容の見応えのある映画である。結局大人には解決の糸口が見つからず、少年たちが列車を勝手に走らせて世間に訴えるのである。
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