私をスキーに連れてって
★★★★☆
いやはや、となり町、大停電にひきつづき、原田知世つながりということで、タイムリーにも私をスキーに連れてってをやっていたので、懐かしく鑑賞した。これはしかし時代を感じさせるねぇ。1987年というともう20年も前の話である。そういやこんなもんがあったねぇ。今では懐かしいドットインパクトプリンタのキーキー言う印字音。この頃のオフィスは、平気でたばこを吸いながら仕事をする人も公認であり、けむたかった。机の上の情報機器はせいぜい電話機がある程度。これは、オフコンですかね。専用ワープロですかね。でも8インチではなく5インチのようではある。
またまた時代を感じさせるカクカクした車のコンソール。当然カーステはカセットですわな。エアコンもオートではない? モービルもコンソールに埋め込みではなくて、ハンディにマグネット基台で外部アンテナですね。なにゆえ、六本木を経由して行くのかが良くわからないけれども、明治屋でおきまりの何かを買うと言うことなのか。
ありましたなこんなリトラクタブルライトのセリカ。夕方に黒のこれが無灯火で走ってくると、非常に視認性の悪いやつでした。しかもお姉ちゃんたちにFFはだめよねとバカにされている。無茶をしなくて何がおもしろいのと言う、お姉様方の感覚がすばらしい?
そういやこの頃、丸善無線とかに違法コードレスがたくさん売っていました。その手のですね。28MのCB帯とか今では考えられないような低い周波数を2つ使って、でもちろんアナログでハイパワーでDUPLEXで何キロも飛ぶ海外向けのが売っていました。これもそれっぽいですね。
これはTZ-802という初の携帯電話では・・・。ショルダーホンはまだ自動車電話の部類でしょう。債権10万と基本料金3万とかしていた時代でも金持ちは持っていましたね。昔の自動車電話の交換システムはunixのWSで組んでいたとかいうのは、回線数が限りなくまだ少ない時代の出来事でしょう。
みんなで持っているこれはICOMのIC-μ2ですかね。とはいえまだでかいですね。この映画の影響かどうか、いやそうなんでしょう、この後、まだ携帯電話が高嶺の花だったから、無免許端末もさることながら、単なる連絡用に使いたい電話級が大増殖したのでしたかね。缶ビールのタブもプルオンでない時代・・・。
なんとSALLOTつぶしの竹中直人が若い。まだナンを肩にぶら下げていた頃かその前くらいですかね。邦衛さんがまたスーツ姿ながらジレンマ役がすばらしい。そういや、沖田君もこの映画の中では、まだ生きている。とりあえず・・・。
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