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具合の悪いアクセス親機

Aterm5400alconテレビの横でAtermのアクセスポイントのLEDがピコピコしているのだが、なんか見ているとしょっちゅうリセットがかかってリスタートしている風。NECのWL5400Pなのだが、これは昔の802.11aにしてあり、昔の802.11aのVAIOと高速でつながるようになっている。VAIOの方は実はbでもgでもつながるので、もう一つNETGEARがbとgで動いており、実は無くてもよいのだが、5.4Gのaは距離は出ないものの、干渉がない状態だと非常に速いところが捨てがたい。まあ、結構発熱するアクセスポイントは、過去1年から2年くらいでどれも壊れたので、そろそろ寿命だったのかと思っていたところ、AtermのHPを見ると、昨年リコールされていることがわかった。何がおかしくなるとは書いていないが、場合によっては煙の様なものが出ると書いてある。但し燃えることはないと。まさに電解コンデンサ的な事象である。さっそく観察してみた。おっと、EPOXのMBと同じではないか。緑に銀の文字の花咲く電解が膨らんでいる。まだ液漏れ、開花には至っていないようだが・・・。この端末は、この前のHUBとは違って、ACアダプタはトランス式でかなりでかい。トランス式ゆえノイズには強いし、アダプタ側は比較的壊れるところがない。通常は1次側はトランスに巻き込んだ温度FUSEと、2次側はブリッジと平滑用の電解という構造のはず。この電解は少々容量抜けしても、昨今機器側のレギュレターが優秀なのである程度のリップルがあってもどうと言うことは無かろう。 ACアダプタで適当な12VoverなDCを機器側で5Vなり3.3Vなりを作っているようだが、さすがにシリーズレギュレターでは熱くなりすぎるのでシンプルスイッチャーで生成しているようだ。花咲く電解は10V220μなので、5Vか3.3Vの平滑用だろう。容量抜けして2次側リップル過大か、発作的に内部抵抗が変化して5Vが変動するのでリセットがかかっていたのだろう。
で、HPの交換申し込みから申し込んだら同じのの代品を送ってきた。さすがに無線LANの機器は熱くなっていて使用環境によってどれくらいへたっているかがわからないから、修理しての使い回しはしていないようで、新品だった。

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