スーパーアスキーを捨てよう!
いやはや、10年も経ってしまったから捨てるしかないのか。本当は取っておきたい気持ちもだいぶんあるが、何しろ置くところがなくなってきた。パソの本は陳腐化が速く、そのとき読んで使わないとすぐに役立たなくなる。古本屋に持って行っても二束三文どころか処分代を取られそうなくらいか。広告があまりないので、トラ技のように3枚開きにしても薄くならない。新装刊号と最終号とその一つ前だけ置いておいてあとは泣く泣く捨てよう。SUPER ASCIIといえば、win3.1から95の過渡期において、OSがネットワークを取り込んでいく過程で、ネットワーク管理やら、95の謎のネットワーク設定やら、NTサーバーやらLAN環境やら、それらを管理している人たちにおいて、変などこかのマニュアルを焼き直したような意味なし単行本をも凌駕する、ある意味バイブルとして役立つ特集記事がたくさんあった。製品レビューにしても安い雑誌の偏ったお褒め記事特集とは違って、結構な手間と金をかけた比較記事がとても見応えがあったものだ。何事にも全盛期のあとには淘汰され衰退し消えていく輪廻があり、かくしてこれもその時代の役目を終えて、より安直な雑誌に取って代わっていったのだろう。
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