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コダックインスタマチックの百井峠

Momoi477いやはや、古いフイルムが出てきた。映画版せかちゅうに出てくる、コダックインスタマチックのフイルムである。それと分かるように枠ごとスキャンしようと思ったら、35mmの幅では足りてなくて、上下がノイズっている。ブローニの枠はと思ったら、このスキャナは透過光の光るところが35mm幅しかなかった。このフイルムは現像に出すまでカートリッジに入っていて、位置決めの爪は下にしかない。これをさらに小さくしたのが110フィルムである。インスタマチックフィルムは有効28mm角くらいあり、なぜこんな真四角なサイズにしたのか良くわからないが、ほぼ真四角なアスペクト比になっている。フイルムの幅は35mmと同じで、現像はカートリッジから取り出せば、35mmと共用できたのだろう。思えば、このカメラにつけるストロボバルブがあって、1つ4回の使い捨てで、90度ずつ回転して4回使えた。ちょうどプリントゴッコのバルブのように光って割れても飛び散らないように樹脂コーティングしてあったような気もする。さて、この写真はだいぶん前の百井峠である。タモリ倶楽部の変わった国道特集にも出てきた百井別れの分岐から百井の方へ行ったところだと思う。たぶんこの辺。国道477号である。レンズがガラスだったとは思うがパンフォーカスの1枚ものと思われ、フイルムサイズの割には大した解像度ではないし、デジカメのダイナミックレンジに慣れた目で見ると、階調の浅さが気になるが、まあそれなりに懐かしい道の雰囲気は出ている。まだこのままだろうか。北山杉はもう形が変わっているだろうね。一回車で行ってみたいものである。

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