だれも知らない国で
いやあこれは懐かしい。新潮少年文庫の初版1冊目である。最近例の核実験で思い出したことと言えば、昔良く読んでいた筒井康隆の短編の中に、核弾頭をセロテープで留めて保管しているgrowing countoryの話。そんなレベルなのではないのかと。そして、よめが図書館で借りてきた星新一の短編集を見て思いだしたのは、昔愛読書として本棚に置いてあったこれ。しかし調べてみるとこのタイトルの本が売っていない。なるほどタイトルが変わっていたのですね。でも内容からするとこの方が合っていると思うが・・・。これは短編集ではなくて1冊で完結の結構長い、しかし各シーンは短編集のように場面が切り替わっていくのですが、始めて読んだときはこんなに引き込まれる本はないなと子供心に思ったものでした。この前実家に行ったらまだありましたよ。さっそく読み返してみました。今でも覚えているくらいのインパクトのあるストーリーは現在に読んでみても特に時代を感じさせない。当時は非常に気に入った本として、デゴイチの唄と並べて本棚に入れてありました。この本を小さい頃に読むと、そのあと熱が出たりしてうなされたときに見る夢が変わるかも知れませんね。いやぁ影響されているような夢を見たことがあるかも・・・。
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