地球温暖化ガス
これは刺激的な表記である。コーナンの自然破壊対策への啓蒙であろうか。グリーン購入法に絡んでか、エアダスター製品への業界自主表記か。 DVDを焼くときや、デジカメのレンズを交換するときなどエアーダスターは便利である。究極はサンハヤトなんかが出している、ビールの生樽キットについているような、二酸化炭素のボンベで吹き飛ばすのがオゾン層破壊には優しいと思われるが、突き刺す作業やアダプタが必要だったり、噴射圧力が調節しにくかったりと、難点がある。二酸化炭素自体も温暖化に直接つながるのかも知れないが、ボンベ一本の影響が地球的規模にどれくらいの影響力があるのかどうかはいろいろ勉強しないと解らない。あまり神経質になるとビールや炭酸飲料が作れなくなる。対してフロン系はたとえ代替フロンといいつつも、そんな人工のものを噴出しないに越したことはない。それでもオゾン破壊係数0と言うことで開発されたHFC-152aと134a、さらに少しでもフロン系を減らそうと言うことでDME(ジメチルエーテル)を混ぜたものが作られているが、その一つがこれだろう。代替フロン、オゾン破壊係数0とでかく書いて売っていたものも以前あったが、地球温暖化対策ガスと書くのではなくてフロン系ガスを地球温暖化ガスと表記して使う人に使用を控える気持ちを持たせようと言うことなのだろう。この前のエアコンスプレーなんかはLPGが使われている。閉め切った部屋で2本くらい使い切って、はたして爆発しないのかと言うのもLPGスプレーの場合怖いところだ。化粧品くらいは脱臭精製LPGでよいかと思うが、火を使うところで使うものはフロン系にしておいて欲しいところだ。おもちゃのうにょううにょ泡スプレーをろうそくの前で噴射したらLPGが使われていて、ろうそくの火で点火したLPGの火炎放射がろうそくの向こう側の子供の目に噴射されたという笑えないホームビデオが前に流れていたのを思い出す。そう言う危ない製品にはやはり燃えないタイプを使って欲しいものだ。
思えば世間ではエアガンをフロンガスを充填してとばしていたのんきな時代もあったがそれはもうしていないかと思うが、ガサ無知な引っ越し屋が日々放出しているポンプダウンしないエアコンガサ取り外しはまだ続いているのではないかとも思うし、エアブラシにはまだ代替フロンバージョンもあるだろう。いらぬフロンはできるだけ使わないようにしたいものだ。オイルレスかつ水のたまらないタンクのついた小さいコンプレッサー(コーナンに980円で売っている電動空気入れレベルではちょっとつらいがエアーブラシ用のコンプレッサーには結構使えそうなのが最近はいろいろ売っている)が一つ家にあると良いね。8x4ぐらいの小さい鉄のしっかりした破裂しなさそうな再充填可能なエアゾール缶があれば、乾燥させた空気を充填してエアーダスターの代わりにするか。空気では詰めても液化しないからちょっとしか持続しないだろうけれども・・・。
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