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マルチパワーステーション続き

mps-sw景品でもらったマルチパワーステーションの続きである。窓際に置いておくと結構充電されていて、LEDランプが懐中電灯として使えているので、夜にベランダに出るときなどに重宝しているが、ランプを付ける電源スイッチが壊れてきた。戻らなくなってきてかちかちしなくなってきた。ゴムのカバーが付いていてどんなスイッチが入っているのかはまだ見ていないが、OFFにできなくなったらばらしてみよう。蛍光管とLEDとOFFを順繰りするようになっているので、一度さわるとどうしても数回のON/OFFをすることになるが、100~200回で壊れてしまうようである。
mps-head次にヘッドの部分がすぐに取れるようになってきた。少し回転して引っかかるような構造になっているが、緩くなってきてすぐに取れる。そして開いた中の作りはいかにも台湾、中国製のやっつけ構造。コイルにしてあるアンテナが位置決めもなくボンドで付けてあり、手書きの製造年月のような半分はがれかけたラベル。今にも切れそうな半田付けによるリード線。無理矢理通してあるLEDへの配線。隅まで充填されていない樹脂の内側、とってつけたようなラジオの基板などなど、いかにもなつくりであるが、おもちゃとしてはこんなものだろうか。
そういや電子ブロックの復刻版が最近売っているが、絵の具ケースのようなニス塗りの箱の中に、いろんな部品がセットしてあって、スプリングの端子に線を引っかけて配線するほうのやつ、あれを昔買ってもらって持っていたのを思い出した。印象としてはもっと大きな箱だったような気もするが、あれは相当いじりまくっていろいろ遊んでおもしろかったのを覚えている。最近のガキはゲームばっかりして、あんな創造力を育てるおもしろいおもちゃで遊んでいないのがかわいそうだ。復刻版でなく今どきのために売ったらよいのにと思うが、ハイテクなものが身近にあふれすぎていてあんなもの売れないだろうね。ワンチップボイスレコーダーとかMPEGエンコーダーとか液晶とかつけないと売れないか。それならパソの方が実用的か。ともかく原理を知らない粗品になれた悲しい世代が社会人としてすでに流出してきているところが結構問題であり悲しい現実ではないか。もしかすると、机上工学部出身の新人研修に結構使えるのではないか。

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