スクランブルNHK
NHKにスクランブルをかける案があるそうな。とてもいいことではないかと思う。それで、必要な放送なのかどうかがとても明確に解るだろう。問題は受信機側をどう対応するのかだろう。アナログ放送がなくなるなくせるのかというのはまた別問題として、単純なテレビだとスクランブルを解除する装置を挟む端子が出ていない。そうなると、田舎のホテルのテレビのように別チャンネルにコンバートして再送するような装置にせざるをえないが、ハードを配って設置する金がかかる。そこまでして見たいのかというとかなり頭数が減ってしまうのは必至だろう。ケーブルテレビに便乗してスクランブルをかけてもらえば、かなりなエリアはカバーできそうではある。BSも、フリーで映るケーブル局もあれば別料金で解除されるところもある。それを思えば、かなりな都市部は実現できなくはなさそうである。NHKを全く必要としていないかというと、かなり演出過剰気味とはいえたまにプロジェクトXなどにはおもしろいものもあるようだ。昔やっていたシルクロード的なものも悪くはない。そういうのはそれこそペイパービューにしてくれればよい。過剰な人と金をかけすぎている番組にそれほどの価値があるのかというと、微妙だろう。今時、DVを持って、一人二人でドキュメンタリーなんか完成させてしまう制作会社なんかざらだろう。適切な制作費で作れるという一般常識を内部に植え付けるには民放化しかないだろう。そんなに金がなくても作れるのだということを自ら立証したのが、横領したディレクターの方々である。受信料なんかで番組制作をしている限り、経済的な意識は芽生えないだろう。
最近はDVDで貸していたりするのでリアルタイムでなくてもよいものは放送でなくても見ることができる。何でもただ見しようという不払いではなく、不要だから払わないのであって、見たいものにその対価を払うことはやぶさかではない。明らかに時代遅れな受信料制度を現実の需要とハードと放送のあり方にマッチさせて欲しいものである。公共放送の公共とは一体何なのか。必要としていない番組を垂れ流されて、一方的に受信料を取られることが公共なのだろうか。今時スポンサーがあって、民放はそれをごひいきにした番組をしているか?? CMがあるだけではないか?商品をけなすともちろん即、死活問題となろうが、一般的な内容に関しては、へんなことすれば同じく死活問題であり、充分遜色はないと思う。日本全国過疎地にもすべての家庭に変わりなく放送を・・・。すでに過去に実現してしまっているだろう。そもそもBSはそれを目的としていたはずなのに、いまや別の用途となってしまっているではないか。
オクラは一晩でみるみる成長するね。
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