カセットテープを救おう(つづき)
昨年に続きカセットテープを救おうである。
お正月に実家に行ったら、古いカセットがまだたくさんあり、そのうちのいくつかを持ってきてみた。昔はカセットも1本400円くらいしていたと思うし、そうそう中高生に買えるものではなかった。たくさん録ろうと思うとやすいノーマルカセットにならざるを得ないわけですが、TDKのD60がもっともノーマルなカセットだったような気がします。BASFはヘッドが削れるほど、ざらざらだったし、scotchは銘柄で音がバラバラであるし、デザイン思考が明らかに超合金か仮面ライダー系であるマクセルは買う気がしないし、SONYのノーマルはなんて言うのでしたかな?あまり良い音でなかった気がするし、Dはたくさん買いました。ゲインがほぼないので、レベル調整のないデッキでも、DOLBYがうまく効くのが良い感じでした。ダイナミックレンジはさすがにないので、レベルを下げて、ドルビーを効かして録るのが良い音だった記憶があります。さて、このDですが、勢いよく巻き戻したら、がさつリワインドシャットオフであることを忘れていて、カキンと最後まで行って切れてしまいました。やはりベースのテープが硬化していて切れやすいのでしょう。あけてつなぎますかな。ビデオデッキも昔は勢い余っていましたが、最近のは安いやつでも巻き戻し自体が高速なので、テープ端ではスピードを落とすようになっているようですが、カセットはかなり上等なやつでないとなっていないでしょうね。リールの回転スピードから残り時間を表示したりと、進化はしていたものの、テープへの心遣い機構は、少なくとも、このデッキ(昨年登場)には付いていませんでした。
そういえば、どなたか昔のカセットを箱からも全面撮ってMUSEUM化されている方がおられますね。この前感心して懐かしく見てました。
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