USBの過電流保護の原因はこれだったの件

Uk02endcap
ミヨシ UK-02 USB scope
いやはや、PCのUSBポートに過電流保護がかかってしまって、そうか一回電源を切らないとリセットされないかということで、直ったのは良いものの、何が原因かと探していたら、これが原因でした。これはよくある、同じ形をしたピンキリのUSBカプセル型マイクロスコープでありますが、これはまともなやつで、ミヨシのUK-02と言うやつ。パチはVGAの解像度で200倍とか2000倍とか何を基準に倍々言っているのか分かりませんが、確かにVGAでも100型のモニターで写したらそらでかく映るわなと言う中で、ちゃんとSXGA(1280x1024)で綺麗に映るものであります。後ろのキャップはボンドで付いていてなかなか外れませんが、外れました。
Uk02_usbshort
線の引き出しの根元がささくれてます。ここでシールド=GNDと電源線がショートしているようですね。外から見ると何かで固めているよう。
Uk02codestopper
外して抜いてみました。線のシースを残して抜けました。これはやってはいけない加工ですね。線をひと結びするのは、よく見かけますが、これ自体はそれほど芯線に負担はなく、安くあげる抜け止めとしてはだめではないでしょう。だめなのは、硬化するボンドで線を止めることです。これは線の芯線を半田上げするとその境目がすぐ切れるのと同様、固くなったところとそうでないところの境目が切れてきます。これはおそらく、水が入らないように、防水目的で内側から固めているのだと思いますが、やるなら柔らかいシリコンボンドでやらないといけません。瞬間接着剤やタックパックのような固くなるやつでやるとこうなりますわな。そんなわけで線をつなぎ直すことにします・・・。

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残念ここが見たかった件・分水手段

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Panasonic NP-TH1 Water distribution mechanism
いやはや、ここに分水手段があると思われるのですが、開け方が分からない。切り裂かないと開かないような感じですか。実物が見たかったのですが・・・。ここがトラブると直せないですね。本体交換でしょう。しかし、これがパナの食洗器の要と言っても良いでしょう。詳しくは特許開2006-325910あたりを見ていただくとして、これにも実物の構造があまり詳しくは書いていなく、むしろ昔のカタログに図があったような気がしますが、特許にかかれている本体は、Nationalのころの、長持ち、ヒーターが洗浄槽の底の水たまりにあるタイプの図であったりします。ここの図には単に分水手段とかかれているだけですが、他社に見られる、プランジャーによる電気的な駆動方法で水路を切り替えるのではなく、浮き沈みする回転弁を水流モーターをON,OFFすることによって、順に切り替えていくという素晴らしいエコな機構であります。排水モーターのパッキン部から容易に水漏れするのとは対照的に、外部には軸も何も出ていないので、この部分から水漏れすることはないでしょう。電気を使っていないのがすばらしい。ラッチする引っ掛かりを水圧で固定して、モーターを止めて水圧がなくなると浮にもなっている回転体の弁がうまくずれて落ちてきて、次の位置に水流が変わるということなんでしょう。上手いこと考えましたね。モーターがいったん止まるごとに、水流が出ているノズルが変わるのはこれの働きですね。これを見たかったのですが・・・。割ってみるか・・・。なお、また書きますが、同じコンセプトのような、温水便座のノズルの位置を水圧で引っ掛けてくる機構は3年持ちませんでしたが・・・。機構的にはかなり完成度は既に高いのですから、耐久性を落とさない設計をぜひ。

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モーターの軸の構造

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Panasonic NP-TH1 Main motor Axle
いやはや、食洗機の続きであります。モーターの軸はどうやったら抜けるのかの謎ですが、単にネジになってました。お尻の軸を支えて、プロペラをCCWに回せば本来なら緩むはずですが、材質的に朽ちてしまっているので、もげてばらけてしまいました。
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樹脂部が分離してしまっていて、元々どこがつながっていて一つの部品だったのかが怪しい状態ですが、軸の構造です。これで水は漏れないのですかね。どこが回転部分なのか。バネで押さえているのがみそですかね。しかし、この樹脂が洗剤のアルカリと80℃の温水に耐えているようで耐えていない現実を見ると、もっとなんか耐久性のある樹脂が必要なのではないでしょうかね。本体側の灰色の樹脂も表面がかなり劣化しています。とは言え、設計寿命は5年なんだと言われたら、こんなものか。ではなぜNational時代のは15年も動くのかですねぇ。

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メインモーターの固着はこれが原因だった

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Panasonic NP-TH1 Rusty main motor
いやはや、こわれた食洗器の続きであります。次のを長持ちさせるためにも何が原因だったのかが気になるところ。3か月ほど水漏れをくみ出しながら使っていたせいで、メインモーターの底が水没しており、かなり錆びております。漏水は洗剤の溶けたアルカリでありますから当然のことか。技術的興味でモーターがどうなっているのかばらしてみました。思っていたより錆びておりますね。ローターとステーターが錆びて引っ付いていたのが軸固着の原因のよう。あららここまで錆が来ているとは。ステーター側から錆が出ております。ちなみに軸はさすがに両端に両側シールドのベアリングが入っており、問題ない状態ですわ。ベアリングは608ZTです。Tてなんでしょうね。特殊仕様なのか。
Rustyrotor
こちらはローター側ですが、見事に錆びて引っ付いています。このローター、かご型かと思ったら継ぎ目というか隙間がない。シンクロナスリラクタンスモータというやつですかね。中に磁石があるのか帯磁させてあるのか。進相コンデンサだけでACで回るモーターです。ただ電源直だと50と60で回転数が変わってしまいますから、駆動はインバーターなのかな? しかしまあこれ見たらもうあきらめもつきますね。つまり、水漏れが出たら安易に使い続けては中が錆びてしまうということであります。水漏れが早期に出る構造と、筐体の強度。改善のほどをお願いしたいところであります。

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壮観ダブル食洗機の謎

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Panasonic Broken NP-TH1 and New NP-TH5
いやはや、結局新しいのを買ってしまいました。食洗機はぜいたく品か?いや、今となっては洗濯機と同じ。洗濯物を手洗いしないでしょう?という考えです。手荒れや、約1時間の時間、水道代、高温で除菌できている、勝手に乾いているなどを考えると、9万で7年持ったら一日約35円、5年なら約50円か。そう高いもんではない。しかしそう考えると、初号機は5万くらいで14年も持ちましたから、一日10円しないというなんとコスパの良い機械だったのでしょうか。並べてみると、そっくりですね。カゴに余分な機構が増えていますかね。そっくりということは改良されているのか欠点はそのままなのか。最低5年は持ってほしいところ。配管等同じなので、そのまますり替えて稼働させてみると、ちょっと運転サイクルが変わっているかな。はじめに排水しますね。レビュー見ると音がうるさいと書いている人もいますが、比べると音は幾分静かになっている気がします。さあ頑張っていただきましょう。

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期限切れの似非マキロンとはこれ如何に

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各種似非マキロン
いやはや、消毒液が欲しくて出して来たら、なんと使用期限が2008年5月とな。もう一つが2017年1月とな。さて、少しくらい効能があるのかどうか。2008年のはなんか無臭。2017年のは入れ物のナイロンぽい匂いがしている。腐りはしていないようだがどうしたものか。仕方がないので左端のを買ってきた。マキールSbときたもんだ。やはり浸み方が違う。一番浸みる。しかしまたえせマキロンの沢山あること。普通のマキロンとえせマキロンはたぶんほとんど同じだろう。でもマキロンSはアラントインが入っているので他のとは異なっている。はたしてこのアラントインに効果があるのかどうかは不明だ。なおマキールSはSが付いているが、アラントインは配合されていない。それにしてもネットではえらい高く売っている。えせマキロンの適価はだいたい200円台、300円以下だろう。エタノールなんかよりよほど利益率は良さそうだ。ゆえにえせだらけなのだろう。但しえせも普通に使えるので問題はない。

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データー消失

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いやはや、いくつか記事が勝手に消えてしまいましたね。 メンテで違うポイントのを戻したのだとか。 復旧してくれるんだかどうなんだか。戻されると今度はこれが消えるのかな?? メンテも大変だ。 追:おっと、復活している。すごい。

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もし水漏れだけならの件 NP-TH1

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Panasonic NP-TH1 Water leak repair
いやはや、もはや後の祭りですが、ちゃんとやれば行けそうな方法を試しつつあったのですが、ここを治しても肝心な心臓部がヘタっており無駄な努力でありました。ひび割れですが、隙間を塞ぐにはUVレジンがいけそうな感じでした。ちゃんと塞ぐには少し盛る必要があり、するとガスケットに隙間ができるので、これだけではダメでした。変な細いOリングなんですね。55φで細い奴。探せばあるかもしれません。右上に延びているチューブは、洗濯機とかについているのと同じぽい水位センサーです。昨今、パナの修理センターでは部品を売ってくれませんので、何かつてがないと純正の入手は手間がかかります。思えば昔は懐かしいですね。分解図見せてくださいと言って、図面のこれ!と言って取り寄せたり売ってもらえたんですけどね。良い時代でした。
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唯一行けそうなのがこれかと思います。ヘルメシール。ちょっと塗るの失敗したのでこれはいまいちな例ですが、厚めに均一に両側に塗って、固まる前にはみ出しながらぱかっと嵌めたら結構いけるのではないかと思います。さらに外周にも盛ればある程度耐えるのでは? ヘルメシールはガス管とかに使うやつですね。もう一回チャレンジと思っていたものの、心臓部があれでは元も子もない。残念!羽田陽区てところですな。

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これは10年持つ設計ではないなの件

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Panasonic NP-TH1 Undurable main motor module
いやはや、食洗器の続きであります。メインのモーターも気になるところなので外してみました。吸い込み側は、本体の水たまりと、偏芯したゴムチューブがクリップで止まっております。掃き出し側は、トイレの便器的にゴム管に突き刺さっていて、ねじ2本を外すと簡単に取れました。横にぶら下がっているのは、ACモーターのコンデンサです。モーター自体は綺麗にできていて、さすがnidec製という感じですかね。
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ヒーター部分は排水モーター同様にバヨネット式で合体していて、フックを曲げて回すと取れます。ここにも水漏れしそうなOリングが入っておりますね。こちらは、交換するとしたらG75あたりが合うかもしれませんが、少し太めに見えます。
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この部分がヒーターですね。こんなところに水温を上げるヒーターを持ってくるというのはどうしたものか。各部のモジュール化、交換するときに簡単、機構的に特許案件としては面白いものの、温度差の出る部分として周囲の材質の問題を考えると、耐久性的にはいまいちですねぇ。
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なんと、プロペラがもなか様にボロボロになっており、つまむともげてしまいました。熱と、洗剤や洗浄剤の酸にやられているのでしょう。某所の下水管ではないですが、腐食が進んでかろうじて引っ付いていた感じ。これは材質の選定ミスでしょうかね。しかも真横にヒーターであぶられるとは可哀想なプロペラ。ステンにしたいところですが、軸をどうつなぐかで腐食しやすい可能性もあり、この加熱部分の特許は検索していないですが、この構造は耐久性の点で企画倒れと感じます。正規に軸を抜く時はどうするのか? 軸にバネが付いているのでなんかすると抜けるのかな?
Npth1mainrustyscrew
なんとプロペラのふた側も取れてしまいました。もしかすると変なモーター音がしていた時は、空回りしていたのかもしれません。2018年からまだ7年目か・・・。前のは14年も持っていたのに、もう少し持ってほしいところ。しかしこれが持っても排水ポンプの枠が割れてきて水漏れしてくるので結局のところ、設計寿命も期待寿命も、実績寿命も最低5年ていうところなんでしょう。上手いことなってますよね。長期保証は意味なし。その後劣化タイマーにより故障。昨今の家電はこうも短命なのか。昭和家電を見習わねば。そういや、久しぶりにO-人事のCMの新作がでてますよね。綱渡りとたらいまわし。前の距離を感じたらもすきだったなぁ。というわけでこれの修理は無理そうですね。新しいの発注するか。もう一つ不満を言えば、お皿を並べるカゴは、前のやつの方が乗せやすかったですね。改良みたいなこと書いてあったけど使いにくくなった改良とはこれ如何に。もし開発者さんの目に留まったなら、参考にしてくださいませ。NationalのNP-50SX3の方が倍も長持ちだった事実。

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食器乾燥機に成り下がった食洗機の話

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Panasonic NP-TH1 Main water flow motor
いやはや、こちらは食洗機の命、Nidecの水流モーターであります。なんだかだんだん回らなくなってきた。水漏れの水に浸かってしまって、ヨークがだいぶん錆びていますが、まだ巻き線や軸には及ばないと思われるものの、軸が固着している。ミノムシクリップは、直にモーターを回してみているところであります。モーターはAC100Vであります。
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お尻の軸は手で回るものですが、固い。これは外すの大変だが最後には見ておきたいところ。この取っ手みたいなのは何でしょうね。組み立て用の挟むところなのか。
Npth1mainmotorheater
このモーターのプロペラのあると思われるところにヒーターが付いていますね。こんなところにヒーターをつけるのか。前機種は、層内の下の水の溜まるところにヒーターが露出しておりましたが、構造の簡単化は分かりますが、ここにヒーターはちょっと長期的な耐久性を考えるとどうかなと思います。標準コースで一旦走り出すものの、途中で脱調しだしてそのうち止まってしまう。そんな重いのか。ヒーター側のプロペラ側のベアリングが固着しているのか、もしくは例のエラーの時に、ヒーターで焼かれてしまったのか。そんなわけで現状、乾燥コースだけは動くので、食器乾燥機として頑張っております。
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ファンは右の上の天蓋の下に、交換できないフィルターが付いていて吸気していますが、温水すすぎの余熱を利用して乾かしているのだと思っていたら、乾燥モードだけでも少し暖かくなりますね。この熱はどこからきているのだろう?この熱もメインモーターのプロペラ部分を経由する風を利用して、ヒーターを少し温めているのか? そうすると乾燥ばかりしていてもモーターの軸を焼いていることになるのか。
そういえば、昨今パナは食洗機に関しては出荷先限定かつ定価売りになっていますね・・・。安売りはないか。前機種はHomesで安売りしてたんだがなぁ・・・。倍するね。それにしてもパナの食洗器の水流の切り替え機は上手いことできていますね。特に電気的な機構があるわけではなく、水流をうまくON/OFFすることで、一周する水流切り替え機のラッチがズレて行って、水が出てくるプロペラの場所が変わるようになっていますね。これは前機種の機構を見て感動しました。こいつも槽側のふたを開けてみたいものの、嵌め殺し的構造で、無理に開けると固くて割れそうですね。そう、パナの温水便座も調子悪いのですが、こいつも似たような機構があって、ノズルを行って戻って引っ掛けてくるようになっているものの、ある時期から滑りが悪くなって引っかからなくなるという・・・。やはりウォシュレットはTOTOに一日の長ありということか。

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