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怪しい廃価チャージャー観察

Pachicharger_lielabelDC134 B00ENYKUG8 ¥608- at AMP
いやはや、これはまたまた怪しい充電器であります。SONYのNP-BX1のパチ電池を充電する充電器であります。シガライターソケットからDCを取ってくる用のケーブルまで付いて、608円と超廃価な代物であります。裏のラベルがこの前のよりはそれっぽいものの、Product name: Charger だって。大陸では、ラベルのどこかにピクトグラムと言いますか、規格マークのような模様を入れるのが定例的に流行っているらしく、左からCEマークみたいな模様・・・、2重絶縁のような模様・・・、indoor use onlyみたいな家の模様・・・、日本のPSEみたいな模様・・・、ドイツのグリューネプンクトが傾いたような模様・・・。が見えますねぇ。Pachicharger_topviewいずれもこの製品自体にメーカー名も、型番もないので、まさか登録されているわけもなく、単なる模様でしかありませんねぇ。困ったことに、平然とアマゾンライダーMarketPlaceでは、この手のパチもののこの模様を称して、CE,UL,PSE対応のような記述があるものもありますが、全くの嘘であり、そもそもこのようなものを販売すること自体が違法でありましょう。しかしそこをつついても、コンセントに刺さるけれども、燃えはしないので危険ではなく、ラベルにあるのはデザイン上の模様であって、規格対応を表しているものではないと、ほざくのでありましょう。Pachicharger_celladptorさて、ラベルにけちを付けるのはこのくらいにして、つくりを観察してみると、3.6Vタイプのリチウム電池用の充電器はうまく共用するように考えてあって、ちょっとした引っかかりと、コンタクトの位置を合わせるようになっていて、似た充電器が見ればたくさん転がっております。しかも引っぱってみると、上のガイドだけが取り外せるようになっていて、各社用のアタッチメントに交換するだけで本体は共用できるのですね。しかし接点は2つしかなく、電池内部のセンサーやら、通信するタイプの通信などもするわけはありませんね。Pachicharger_pwb何回かプラグインしていると、中でカタカタと何か転がっており、本来はこの手の代物は恐ろしいので通電前に開封するのですが、今回はずぼらして開けていなかったため、何が転がっているのかを確かめるため、開封するはめになりました。幸い、裏のラベルを剥がすとネジが現れるので、容易に開封することができました。中の基板を見てみると、思ったより部品が少なく、これに100Vがかかっているかと思うと、特にプラグの回転部分の接点なんかは恐ろしい限りであります。
Pachicharger_cover電解は、しまったメモっておくのを忘れましたが、全く見たことのない大陸製のものですね。まあ年中通電していないから持つのかどうか。回路は少し追ってみましたが、恐ろしくシンプルで、よくぞここまで部品を減らして動くものだと感心する次第。OnsemiのSWDCのIC34063も乗っていますが、これは付属していたカーシガレットコードからDCを引っぱってきたときに、動作する模様。AC側にFUSEは付いていないものの、1Ωの抵抗がFUSE代わりの模様。Pachicharger_dropparts外見はそれでもわりと綺麗なしぼ仕様ながら、内部は、なんだこれと言うくらいゴミのような樹脂成形。結局、内部で転がっていたのは、おそらく他に付くところがないことから予想するに、ACプラグの回転軸にクリック感を出すための爪ではないかと。そもそも精度がない上にまともな機構になっていないので、プラグを動かすと外れるのでしょう。まあ樹脂なので、転がってもショートはしなく、なくても導通はする感じですが、ともかく恐ろしいのは、プラグが斜め状態だと、今にも中で基板の電極でショートしそうなところか。Pachicharger_pwbsolder基板の裏はそれでもまだ綺麗な方でしょうか。この充電器は単なる定電圧電源に近いので、電池の電圧が上昇すると充電電流が減るだけで、適度に充電したら電池を外してやる必要があるでしょう。また、通電せずにはめたままだと放電します。しかし2色LEDの回路がこれまたうまく作ってあって、電圧が合っている電池だと、ちゃんと電圧の上昇と共に赤から緑だけが光るように切り替わる・・・。これがこの部品点数で実現できているところはやや脱帽という面もありますね。ともあれ、これは値段相応、この値段でインテリジェント制御を望めるわけもなく、自己責任で使うべきものでありましょう。パチ電池で電圧が高めのものは、正規品の本体のUSBパワーでの充電では思うように充電されないことがありますから、その場合はこのへんのパチ充電器のパチ同志で充電してやるしかないでしょうね。純正の電池を充電すると、電池の電圧がやや低めのようなので、適度に終わらせてやらないと過充電して燃える可能性があるかも知れませんね。とりあえずこの値段で文句を付けても仕方がないので、あくまでも自己責任で使用いたしましょう。

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