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LANPORTを捨てよう

Lanportいやはや、大事に取ってあったのだが、もはや利用価値はない。microtestのLANPORTである。しかし今や、UTPでGIGAイーサをつなぐ時代。N型コネクタにぶっといイエローケーブルをつないでタップをたてて、トランシーバーをつないでトランシーバーケーブルでつないでいた、かつての10BASE5は何であれほど大げさだったのだろう。いやしかし、PLCなんて言うアダプタは存在しえないほど、かつては無線環境を大切に思っていた証というか、ネットワークを構築しようという人たち自身が、ハムであったりしたところから、当然の如く不要輻射に敏感だった時代であった象徴かも知れない。さて、これはそのトランシーバーケーブルをつなぐネットワークプリンターのアダプタである。1990年と書いてある。
AuiportAUIポートなんて、今や通じないか。98のネットワークカードなんかはAUIのスライドロック付きのDSUB15ピンと、チーパー用のBNCが付いていた。Tだけになったのはそのあとだいぶん経ってからだ。だれしも当時、10BASE-Tのあんなモジュラと、UTPケーブルなんかで、ファイブに匹敵する性能が出るはずがないと思っていたものだ。でも実際につないでみるとこの安易なモジュラーケーブルで同じように動くとは。イエローケーブルが消えていくのは速かった。
Dp8390開けてびっくり。これはすごい。こんな詰まっているとは思わなかった。往年のネットワーク標準チップDP8930と、64180のPLCCタイプで構成されたお手本のような構成のミニホストである。メモリーは64KのSRAMが2つ。ファームはもちろんUVEPROMである。64180もクロックが12Mであり、かなり遅そうだが、当時のプリンターはドットインパクトかラインプリンターであり、テキストデーターの転送であれば、メカの動きが充分遅いからこれでも充分だろう。これにイメージデーターを扱うようなプリンターをつないだら、実用には耐えないだろう。
博物館には展示できるかも知れないが、それ以外の用途と価値はなさそうである。これは捨てよう。

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