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でかいACアダプターその3

Ca010070175acこれはBIB郎のACアダプターである。初代BIB郎のではないかと思う。まだDX2の50Mとかのやつだ。これも時期によってもう少し小さいものもあったような気がする。このACアダプタは線が細いのに直だしゆえ断線が多く、開けてつなげば治るのだが、結構断線や、DCプラグの破損で壊れていた。このころまだ手頃なノートがなかったから、企業では大量にこの初代BIB郎を導入したりしていた。それゆえその後大量に中古が出回ったが、本体だけ残ってACアダプタがなくなったりしていて、この大きいタイプのACアダプタは聖地にたくさん1000円で出回っていて、重宝したものだ。DC16V2.5Aもあり、98LVのクジラアダプタと同じ容量だ。(あちらは充電用にもう1回路あるので単純比較はできないが)それを思うと初代Dynabookのは12V0.83Aしかなくこちらの方が小型化されているか。
Ca01007_2これは変なネジではなく普通のプラスネジでとまっていた。中はかなりローコストを要求されたのか、基板はベークで、密閉型ゆえ放熱のために樹脂筐体を暖めて放熱するように、放熱板を兼ねた板金の内フレームがついている。よく見ると松下の丸形コイルのラインフィルタがついている。と思ったら、これは松下寿製だった。当時は全然気がついていなかったがプレートにもMKEと書いてあった。トランスはフルモールドされたものが使われていて、98のいけてない抜けてしまうトランスとは違って、12本も足があるので強度はある程度ありそうである。
Ca01007_3基板に赤のLEDがついているが、これは光らないのでツェナー代わりに使っているのだろうか。全体はかなりこなれた作りで、ブラウン管テレビの基板を見るようである。裏面は基板の銅箔を利用したノイズ対策のシールド板と思われるものがついている。
対角の両端しか半田付けされていないが、それも計算の上のことかも知れない。
Ca01007_4回路はローコストにできるコントローラーICを使用しない自励式と思われる。こういったシンプルな回路の場合は正常に動いている間はよいが、何か異常になったときに、変なモードに入らなくするのにノウハウが必要であると思う。パターンは非常に無駄が無くこなれており、さすがと思わせる部品配置である。

Ca01007_5スイッチングタイプのACアダプタにけちを付けるもう一つの項目にどれくらいノイズを出しているかというのがある。ACアダプタ自体は小さいが1次側も2次側も巨大なコアを付けてあるやつがあったり、1次側の高調波規制が厳しくなってからラインフィルタが2重になったりとか素性の悪い発振回路はやたらノイズをばらまいている。DC出力だけ正しくでていれば他はどうでも良いといういけてないものも中にはあるので、本当はオシロのプローブをGND線でループさせてACアダプタに近づけてどれくらい汚い発振をしているかも見たいところなのだが、家のオシロはだいぶん前につぶれてしまったのでまた今度会社ででも見てみようか。簡単にはAMラジオがそばで聴けるかと言うのでも良いかも知れない。初期のCDプレヤーではないが電源を入れるとAMラジオどころか、FMラジオまで抑圧されて受からなくなる迷惑ものもいまだたまにある。それでもあちら製だと堂々とMADE IN感覚でCEマークが付いていたりするから恐ろしい。
その点では、最近また復活している重いトランス式のACアダプタもノイズカットトランスも兼ねる意味では使い出があるかも知れない。

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